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サイクル ロードレース コラム 2023年9月8日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 第12ステージ結果速報】フアン・モラノがスプリントステージを制す、総合勢も同タイム着で変動なし

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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第13ステージコースマップ

第13ステージコースマップ

9月8日(金)第13ステージ
フォルミガル(ウエスカ・ラ・マヒア) > コル・デュ・ツールマレー(フランス)
135 km(山岳)

極めて重要な週末がやってきた。難関山頂フィニッシュ2連戦。しかも1日目のこの日は、ピレネーの巨人にしてツール・ド・フランスの伝説峠、ツールマレーがブエルタ一行の前に立ちはだかる。マイヨ・ロホ争いが激しく燃え上がる。

本当なら2020年大会の第6ステージで、ツールマレーに足を伸ばす予定だった。しかし当時はコロナ禍の真っ只中。フランス行きを急遽断念し、国境のほんの数キロ手前のフォルミガルでステージは締めくくられた。そのフォルミガルから、改めて、スペイン一周のプロトンはツールマレーを目指す。

スタートと同時に3級登坂開始(登坂距離4.4km、平均勾配5.4%)。プエルト・デ・ポルタレは、山頂で、コル・ド・プルタレに変わる。フランス入国以降は、ひたすら長距離の下りと、長距離の上りの繰り返し。わずか134.7kmという短距離ステージながら、累積獲得標高は4020mにも至るのだ。ツールでおなじみの巨大峠巡りでもある。超級オービスク(16.5km、7.1%、最大13%)、1級スパンデル(10.3km、8.3%、15%)の連続登坂は、まさに昨年のツール第18ステージでも使用された。

ラスト35kmはほぼ登りっぱなし。じわじわと道は険しさを増していき、残り18.9km、いよいよ本物の山道に突入する。今回使用されるのはリュズ・サン・ソヴール側。つまりは今年の男女ツールで用いられたモンジ側とは反対側の……2019年ツールでティボー・ピノが勝ち取った側からアタックする。こちらのほうが登坂距離はわずかに長く、全長は18.9km。平均勾配はほぼ同じ7.4%ながら、麓から延々と急勾配が続く。なにより山頂間際が最もきついのが最大の特徴で、フィニッシュ手前に13%ゾーンも待ち受ける!

標高2115mのツールマレー山頂は、今ブエルタの最高標高地点。ツールなら元開催委員長を記念する「ジャック・ゴデ賞」がもれなくついてくるが、今年のブエルタでは、元選手の名を冠した「アルベルト・フェルナンデス賞」がかけられた。区間勝者には他のどこよりも多い山岳ポイントと、特別賞金が与えられる。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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