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サイクル ロードレース コラム 2023年5月18日

【ジロ・デ・イタリア2023 第11ステージ結果速報】アッカーマンが今季初勝利、ジロ区間通算3勝目 総合3位ゲイガンハートが落車で離脱、リアイアはすでに36人

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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リタイア
111 テイオ・ゲイガンハート(イギリス/イネオス・グレナディアーズ)
154 オスカル・ロドリゲス(スペイン/モビスター チーム)
8 ルイス・フェルヴァーケ(ベルギー/スーダル・クイックステップ)
5 ヤン・ヒルト(チェコ/スーダル・クイックステップ)
207 ナトナエル・テスファツィオン(エリトリア/トレック・セガフレード)
3 マティア・カッタネオ(イタリア/スーダル・クイックステップ)
4 ヨセフ・チェルニー(チェコ/スーダル・クイックステップ)
72 ヨナタン・カイセド(エクアドル/EFエデュケーション・イージーポスト)
173 ステファノ・ガンディン(イタリア/チーム コラテック)
17 アンドレア・ヴェンドラーメ(イタリア/AG2Rシトロエン)

第12ステージコースマップ

第12ステージコースマップ

5月18日(木)第12ステージ
ブラ > リヴォリ
185 km(丘陵 ★★★☆☆)

日本語にすると「山の麓」という意のピエモンテ州に足を踏み入れ、ジロ一行は、いよいよ勝負地アルプスの入口までたどり着く。ステージ終盤にはちょっとした難峠も待ち受ける。スプリンターたちはおそらく無理せず、逃げ好きやアタッカーたちは精力的に攻撃を仕掛ける。それにしても今どきのマリア・ローザ候補たちが、翌日に最高標高地点「チーマ・コッピ」登坂を控えているからといって……体力温存&危険回避に努めるだろうか?

スタート直後の地形は、まさしく飛び出し向き。激しいアップダウンと、終わりのないくねくね道。36km地点で3級ペダッジェーラに上り詰め、やはり細かく蛇行する坂道を下り切ったら、スタートから55kmを過ぎ、ようやく道は平坦&直線基調になる。

その後はポー平原を静かに北西へと進む。トリノ郊外のリヴォリに入場し、1度目のフィニッシュライン通過を果たすまで、約80kmにわたって平和な道は続く。ちなみに2022年ミラノ〜トリノでは大集団スプリントの舞台となり、ここリヴォリで、マーク・カヴェンディッシュがプロ159勝目を上げている。

一方の今ステージは、残り約53kmで同街を一旦抜け出して、2級峠ブライダへと寄り道する。全長9.8kmの上りは、途中に短い下りが挟まれているにもかかわらず、平均勾配7.1%とかなりの急坂。しかも後半5kmだけなら平均8.1%に跳ね上がるし、最大12%ゾーンも登場する。ブライダ山頂からの下りもまた、負けず劣らず急坂で、中盤はヘアピンカーブの連続だ。

ただ山頂からフィニッシュラインまで、いまだ27.9kmも離れている。上り一発と下りだけで、ライバルたちを引き離せるだろうか。もしも少集団スプリントにもつれ込んだ場合には、ちょっとした駆け引きも楽しそうだ。フィニッシュ手前1kmのアーチを潜った直後には、250m勢い良く下って短く上る……いわゆる発射台にできそうな地形も待っている。

※コースの変更が発表され「チーマ・コッピ」は第19ステージのトレ・チーメ・ディ・ラヴァレド2304mになりました。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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