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【速報 ジロ・デ・イタリア2024】フィニッシュ手前3kmの無印峠でポガチャルを追いかけたナルバエスがステージ優勝/第1ステージ
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【ジロ・デ・イタリア2023 第7ステージ結果速報】ダヴィデ・バイスがプロ初勝利、エオーロ・コメタは難関山岳ステージでジロ通算2勝目を挙げる
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部チーム総合順位
1 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)in 87h 11' 43''
2 バーレーン・ヴィクトリアス(バーレーン)+ 02' 15''
3 ユンボ・ヴィスマ(オランダ)+ 02' 34''
リタイア
22 ニコラ・コンチ(イタリア/アルペシン・ドゥクーニンク)
52 ジョヴァンニ・アレオッティ(イタリア/ボーラ・ハンスグローエ)
第8ステージコースマップ
5月13日(土)第8ステージ
テルニ > フォッソンブローネ
207 km(丘陵 ★★★☆☆)
難関山頂と個人TTに挟まれた「移動日」ではない。凄まじい爆発力を要する「壁」と、スピードの出るダウンヒルが待ち受ける。翌日に向けて体力も温存したいが、貴重なタイムも稼いでおきたい。とにかく一瞬たりとも気を抜くことは許されない。
2日連続の200km超え。またしても一直線に北を目指す。いきなりスタートから無印の上りに放り込まれるが、おかげであっさり逃げが出来上がるかもしれない。以降は軽い上り下りはあるものの、基本的に平坦な道を走る。
150kmほど走った先で、フィニッシュ地フォッソンブローネにたどり着くと、いきなり激坂バトルが勃発。カップッチーニ神父修道院の建つサン・ジョヴァンニの丘、すなわち4級山岳イ・カップッチーニへと駆け上がる。全長2.8km・平均勾配は7.9%。ただし序盤約1kmが勾配4%程度と控えめなのに対して、その後いきなり11%台に振り切れる。しかもてっぺんまで決して緩むことはない。最大19%ゾーンさえ待ち受ける。
直線からのヘアピン連続という決して簡単ではない坂道をこなした先で、残り44.4km、一旦フィニッシュラインを通過。そこから大きく北部へぐるりと一周し、2級モンテ・デッレ・チェザーネ(7.8km、6.5%)へと足を伸ばす。寄り道の意味は大いにあり。序盤約2.5kmにわたって勾配9.6%ゾーンが続き、最大18%にも達するという、やはり壁なのだ。
その後はフィニッシュ近くを素通りし、改めてもう一度、4級イ・カップッチーニへ。1回目の上り下りで、すでに下見は済ませている。目星をつけた場所で爆発的なアタックを決めたら、後は山頂から猛スピードで駆け下りるだけ。フィニッシュラインまでは5.6km。ラスト1600mは平坦路となる。
手に汗握るレースが繰り広げられること間違いなし。イ・カップッチーニ登坂×2で争われた2019年ティレーノ〜アドリアティコ4日目がそうだったように。あの日のA・ルツェンコはかなり遠くから仕掛けた。2度目の登坂でP・ログリッチを含む強豪トリオが飛び出した。山頂での差は36秒。下りで急速に追い上げ、残り600m、最終ストレートインと共にとうとう前をとらえた。しかし4人のスプリントで……なんとルツェンコが粘り勝ち!衝撃的な幕切れだった。
高低差図
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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