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【Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ レースレポート:第1ステージ】3年ぶり採用のチームTTはユンボ・ヴィスマ快勝! マイヨロホは失意乗り越えたベテランのヘーシンクへ「感動で体の震えが止まらないよ」
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介「みんなの活躍はとてもうれしかったよ。でも僕はそこにいなかったからね。やっぱり悔しかったよ」(ヘーシンク)
落ち込む彼を元気づけたのは家族の存在だった。妻は改めて長いキャリアを誇ってくれ、子供たちはパパと家で過ごすことを純粋に喜んでくれた。思いがけずやってきたバカンスシーズンは、カナダ旅行に出かけた。これまでの競技人生で何度も困難な局面を経験しているから、それを乗り越えるためのメンタルコントロールは心得ている。フォーカスすべきはブエルタであると、心に決めて本番を迎えた。
思えば、ロベルト・ヘーシンクの名が轟いたのは、2009年のこの大会だった。あのときも開幕はオランダ。大会終盤までマイヨ・オロ(当時の個人総合首位は金色のジャージだった)争いを繰り広げ、最終的に個人総合6位で終えた。あれから13年経ち、チームの屋台骨を支える側に回ったが、そんな献身的な姿をサイクルロードレースの神様は見放さなかった。自身も、チームも、近いうちにマイヨ・ロホをログリッチにバトンタッチするつもりではいるけれど、オランダ国内を走る第3ステージまではリーダーでいられそうだ。3年前のチームTTでは派手にクラッシュしてしまったが、そんなことはジャーナリストに聞かれるまですっかり忘れていた。明るい気持ちで、この先数日を過ごせそうだ。
また、チームメートであり、スーパーエースのログリッチも最高のスタートを切った。ツールで負った大けがは、チームTTの走りを見る限り大丈夫そうだ。
表彰台に上るユンボ・ヴィスマの選手たち
「ブエルタの出場は僕にとって当たり前のこと。これだけ強いチームメートに恵まれ、コース脇を埋め尽くした大観衆に背中を押してもらって、本当に良い走りができた。ロベルトは僕がプロキャリアを歩むうえでのお手本なんだ。だから、彼はマイヨ・ロホを着るにふさわしい人物だと心から思っているよ。地元でリーダージャージを着るんだから、みんな大喜びだよね」(プリモシュ・ログリッチ)
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