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サイクル ロードレース コラム 2022年5月22日

【ジロ・デ・イタリア2022 第14ステージ結果速報】サイモン・イェーツがラスト4.6kmを独走し区間通算6勝目、カラパスは総合首位へ!

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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サイモン・イェーツがジロ区間通算6勝目

サイモン・イェーツがジロ区間通算6勝目

サンテナからトリノまで147kmの難易度4の丘陵ステージ、獲得標高は3000m。アクチュアルスタートが切られ逃げに乗りたい選手たちが速度を上げる中、マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が単独で飛び出した。誰ひとりとして動かず、嵐の前の静けさは6kmほど続き、アタック合戦は再開され飛び出しと吸収を繰り返した。

3級イル・ピロネットはディエゴ・ローザ(エオーロ・コメタ)が先頭通過、下りでメイン集団との差が開き8人での先頭グループが形成され、追走が複数組あり、人数を減らしたメイン集団が追う。上りで遅れていたトム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)はリタイアしている。

3分近くまで広がったタイム差はボーラ・ハンスグローエの牽引であっという間に縮まり、中間スプリントポイントをオスカル・リースビーク(アルペシン・フェニックス)が先頭通過。周回コースの2級スペルガで先頭グループに追いつき、ウィルコ・ケルデルマン(ボーラ・ハンスグローエ)のペースアップで12人のグループに絞られた。

スペルガと2級コッレ・デッラ・マッダレーナの山頂をケルデルマンが先頭通過、最終周回のスペルガ登坂でケルデルマンの牽引が終わると、リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)がアタック、ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナカザクスタン チーム)、ジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ)がついていき、少し遅れてマリア・ローザ着用のフアン・ロペス(トレック・セガフレード)、ミケル・ランダ(TBV)、ジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ)、エマヌエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ)が追いついた。

残り距離27.8kmでカラパスがアタック、スペルガ山頂を先頭通過しそのまま独走、24秒先行でマッダレーナ登坂へ。ロペスは追走グループについていけなくなり、ニバリのアタックにヒンドレーだけがついていく。激坂区間でヒンドレー加速しカラパスに合流、さらにニバリとサイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)も追いつきカラパスが山頂を先頭通過。

カーブの連続した下りをやり過ごし、ラスト4.6kmでイェーツがアタック、ボーナスタイムポイントを先頭通過、総合を争う2人とニバリはイェーツを見送った。イェーツはそのまま逃げ切りガッツポーズで区間優勝、ジロ通算区間6勝目を挙げた。

15秒後にヒンドレー、カラパス、ニバリの順でフィニッシュ。ロペスが4分25秒遅れで総合9位に順位を落とし、カラパスがヒンドレーに対し7秒差で総合首位に浮上している。

「総合争いから外れているという利点があった、逃げに乗って区間優勝するのが目標だったけど、ブロックハウスで失ったタイムを補えなかった」イェーツ、勝利後インタビュー

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