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【Cycle*2022 ボルタ・ア・カタルーニャ:プレビュー】ジロを目指す強豪たちが集結!リチャル・カラパス擁するイネオスが完全支配を目論む。若き才能や、41歳アレハンドロ・バルベルデにも注目
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか前回大会表彰台を独占したイネオス・グレナディアーズ
コスタ・ブラバに広がる地中海を眺めながら、カタルーニャ海岸山脈で殴り合い。昨シーズン記念すべき100回大会を祝ったボルタ・ア・カタルーニャは、伝統的に上れる男たちを輝かせてきた。数あるワールドツアー大会の中でも指折りの山岳ステージレースで、2022年大会も、とっておきの登坂バトルが繰り広げられる。
新たな100年へと走り出す今年、新たな開幕地が選ばれた。過去10年間初日の舞台となってきたビーチリゾート地のカレリャを離れて、3月21日の月曜日、港町サン・フェリウー・デ・ヒショロスへとプロトンは集結する。
ただステージ地を変えても、コースの性質は、あえて変えなかった。過去2年間は初日に逃げ切りが実現し、特に昨大会はぎりぎりの展開だった。だからこそ今年も、第1ステージからそんなどきどきはらはらを演出すべく、適度な起伏をコース上に散りばめた。逃げ切れるかもしれない、逃げ切れないかもしれない。そんな期待を込めて。
2日目はなんとフランスへと突入する202.5km。長い国境越えのステージ中盤には、3つの3級峠が待ち受けるものの、終盤は比較的フラット。ただしスプリンターを連れてくるチームが圧倒的に少なく、開幕2日前の仮スタートリストを眺めた限りではマイケル・マシューズとソンニ・コルブレッリ程度だから……、セオリー通りの大集団スプリントとは行かない可能性も大いにあり。
ちなみにスペインを飛び出すけれど、カタルーニャを飛び出すわけではない。フランス南西部のこの一帯は北カタルーニャ地方に属する。だからフィニッシュ地は公用語であるフランス語ではペルピニャンながら、本来はカタルーニャ語でパルピニャーと呼ぶ。
67年ぶり3度目のカタルーニャ一周を歓迎するこのパルピニャーから、難関山頂フィニッシュ2連戦に突入する。舞台はピレネー。しかも近年の「勝負地」とも言える、ラ・モリーナだ。
まさかの3日目でいきなり大会のクライマックスを迎えてしまうのかもしれない。なにしろラ・モリーナは2014年大会から6大会連続で区間フィニッシュを迎え入れ、うち4回が、この山の勝者=大会総合覇者だった。
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