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【Cycle*2022 ミラノ~トリノ:レビュー】《マン島特急》こと36歳マーク・カヴェンディッシュが大会史上最年長王者に!「これぞ僕がよく知るウルフパックだし、彼らの一員であることが誇らしい」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか仲間の完璧なリードアウトで勝利を掴んだカヴェンディッシュ
プロ生活15年目、プロ159勝目にして、36歳のマーク・カヴェンディッシュが真新しいタイトルを手に入れた。スプリンターのために生まれ変わった世界最古のレースで、史上初の英国人勝者として名を刻み、同時に大会史上最年長の覇者となった。
「僕はレースを勝つのが好きなんだ。それがなんだって構わない。すでにミラノ〜サンレモは制したけれど、今こうしてミラノ〜トリノも勝った。それほど多くのスプリンターにできることじゃない。だってこれまでは起伏のレースだったんだからね。こうして過去の大会勝者の横に、僕の名前が書き込まれるというのは、かなりスペシャルなことだよね」(カヴェンディッシュ)
1年前はプリモシュ・ログリッチの登坂勝利を祝ったというのに、この日のレースは、大集団スプリントフィニッシュへ向けて走り出した。スタート直後からスプリンターチームが厳しくレースを監視下に置いた。30km近い攻防の果てに、逃げを許されたのはたったの3人だけだった。
つまり地元イタリアから参加した小さな3つのプロチームが、それぞれに1人ずつ前に送り出し、その背後では、巨大なワールドチームたちがこぞって牽引作業を引き受けた。エーススプリンターを勝たせるために、多くのチームが、作業分担を厭わなかった。
特にアレクサンダー・クリストフ擁するアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオや、ナセル・のアルケア・サムシックが、クイックステップ・アルファヴィニルと共にせっせと先頭交代に励んだ。3人の逃げは最大4分ほどのリードを広げたが、健気なジャージアピールはフィニッシュ手前20kmで静かに終わりを告げた。
大胆な賭けを試みた者がいなかったわけではない。ヒュー・カーシーとエステバン・チャベスというグランツール級クライマーと、アルベルト・ベッティオルというツール・デ・フランドル元覇者は連れてきたけれど、勝てるスプリンター不在のEFエデュケーション・イージーポストが……残り17kmでタンデムアタックを仕掛けたのだ!ベッティオルが後輩引き連れ飛び出し、それからベン・ヒーリーが独走態勢に入った。
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