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サイクル ロードレース コラム 2021年8月30日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 レースレポート:第15ステージ】亡き父に捧げる勝利!ラファウ・マイカが88kmの独走劇で4年ぶり歓喜「今日は誰も待つつもりはなかった」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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2回目の休息日をマイヨ・ロホで迎えたエイキング

2回目の休息日をマイヨ・ロホで迎えたエイキング

大会2週目の初日、第10ステージに大逃げを成功させ、マイヨ・ロホを手にしてから6日目。逆転首位を虎視眈々と狙い続けた総合2位ギヨーム・マルタンとの差は、いまだ54秒保っている。あえて首位復帰を避け続けた3位ログリッチに対しても、1分36秒の余裕を残す。休息日明けは、予定通りならばスプリントステージだから……エイキングは少なくとも水曜日までは、赤いジャージでプロトン先頭を走ることができそうだ。

「1週目はトリッキー、2週目はコントロール可能、3週目はビッグなステージばかり」。こう開幕前にログリッチは語っていたが、その通り、コントロール下に置かれた2週目がこうして幕を閉じた。

たしかに第11ステージでそのログリッチが区間勝利をもぎ取った。ただ同日イェーツとクスが8位と9位の総合順位を入れ替えて以降、総合トップ15の順位は一切変動しなかった。今区間でイェーツはライバルたちから15秒を収集するも、前日に22秒を失っていたことを忘れてはならない。11日には11秒失ったエガン・ベルナルは、13日目の平坦ステージで5秒を回収した。つまり2周目を通して、タイム差はほんの数秒変動したに過ぎなかった。

ログリッチの予言通りならば、ビッグなステージでのビッグな戦いは、3週目にやって来る。マイヨ・ロホ争いが、本格的に動き出す。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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