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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 第10ステージ結果速報】超高速サバイバルを勝ち抜いたのはマイケル・ストーラー、総合首位はオドクリスティアン・エイキング
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部 0単独アタックを成功させマイケル・ストーラーが今大会2勝目
ブエルタ2週目はアンダルシア地方でスタート、ロケタス・デ・マルからリンコン・デ・ラ・ビクトリアまで190.3kmの丘陵ステージ、173.9km地点にはスプリンターたちが足止めをくらうであろう2級峠が設定されている。海風を警戒した集団は最初から高速でレースを展開、最初の1時間は平均時速49.3km/h、誰も抜け出すことはできていない。
スタートから65kmほど走ったあとで31人の先頭グループが形成され、メイン集団とのタイム差はみるみる開き、すぐに12分台のタイム差がついた。先頭グループの総合タイム上位者はオドクリスティアン・エイキング(アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ)の+9分10秒、ギヨーム・マルタン(コフィディス)+9分39秒。
中間スプリントポイントで4選手が飛び出し、この日敢闘賞のマッテオ・トレンティン(UAEチームエミレーツ)が先頭通過、そのまま20秒後続にタイム差をつけ2級アルマチャル峠へ、マイケル・ストーラー(DSM)、ローソン・クラドック(EFエデュケーション・NIPPOらが合流。残り距離23.4kmでルイ・オリヴェイラ(UAEチームエミレーツ)がアタック、単独でフィニッシュ地を目指す。
追走にケニー・エリッソンド(トレック・セガフレード)やクレモン・シャンプッサン(AG2Rシトロエンチーム)も加わり、オリヴェイラを吸収し残り距離19.4kmでストーラーがアタック、うまく抜け出すことに成功。エイキングとマルタンは総合首位の座を互いに意識し合い、マルタンのアタックにエイキングはぴったりついていく。ストーラーが山頂を先頭通過、ダウンヒルでマルタンはエイキングから離されていった。
メイン集団ではタイム差が12分40秒ついたところでプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)が単独アタック、先行するヴァーチャル・マイヨ・ロホ集団を追いかける。ほかの総合勢は追えず、エンリク・マス(モビスター チーム)を中心にペースを上げて追う。
ストーラーは軽快にダウンヒルをこなし独走のまま一足先にフィニッシュ、今大会2勝目をあげた。エイキングは+22秒でフィニッシュ、総合首位へと躍り出た。ログリッチは下りで単独落車、追いかけていたマスやミゲルアンヘル・ロペス(モビスター チーム)、アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ・プレミアテック)らのグループに吸収され11分49秒後にフィニッシュ、総合3位(+2分17秒)でステージを終えた。
エガン・ベルナル、アダム・イェーツ(イネオス グレナディアーズ)らはログリッチから37秒遅れでフィニッシュ、総合タイム差がまた少し広がっている。
「信じられない!逃げに乗れてよかった、うまくいくことを願ってアタックした、滑りやすい路面なので気をつけながら攻めた」ストーラー、勝利後インタビュー
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