J SPORTS サイクルロードレースでお馴染みの人気三人組が2021年のツール・ド・フランスとティソについて熱く語る！

MCのサッシャさん、日本自転車普及協会の栗村修さん、安田大サーカスの団長安田さん

今年も、いよいよ6月26日～7月18日の日程で、ツール・ド・フランスが開催。全サイクルロードレースファンがお待ちかねの、暑い夏がやってきます。そしてそんな熱戦を前に、J SPORTSのツール・ド・フランスの番組でお馴染みの、MCのサッシャさん、日本自転車普及協会の栗村修さん、安田大サーカスの団長安田さんの3人が集合。今年のツール・ド・フランスについて語っていただきました。

ティソ ブティック銀座

3人が集まったのは、スイスの時計ブランド「ティソ」が今年の1月30日にオープンしたフラッグシップショップ「ティソ ブティック銀座」。ティソは1988年から1992年までツール・ド・フランスのオフィシャルタイムキーパー（公式計時）を担当。1995年にUCI（Union Cycliste Internationale=国際自転車競技連合）と提携し、以降、サイクルロードレースのほかにもマウンテンバイクやBMXなど自転車レース全般に関与。2016年シーズンから再びツール・ド・フランスのオフィシャルタイムキーパーに就任。さらにA.S.O（Amaury Sport Organisation＝アモリー・スポーツ・オーガニゼーション）の主催する自転車レースのオフィシャルタイムキーパーも務めています。

今年のツール・ド・フランスの注目選手は誰だ

サッシャ「長年ずっと自転車レースを支えてきたからこそ、ティソはツール・ド・フランスのモデルを作ることができるのですね。そしてオフィシャルタイムキーパーといえば、昨年のツール・ド・フランスのタイムトライアルでは凄いレースが繰り広げられていました。まさに我々はティソの刻んだタイムを見て興奮したわけですよね」
その昨年の凄いレースというのが、最終日前日である第20ステージの個人タイムトライアル。1級山岳ラ・ブランシュ・デ・ベル・フィーユを駆け上がってフィニッシュという36.2kmのコース。その時点での総合首位が、プリモシュ・ログリッチ（スロベニア）。総合2位が、タデイ・ポガチャル （スロベニア）。タイム差は57秒で、誰もがログリッチがマイヨジョーヌを守ることを確信していました。が、しかし、レースが終わるとポガチャルが逆に59秒の差をつけての大逆転。そう、あの1989年のローラン・フィニョンをグレッグ・レモンが個人タイムトライアルで逆転したのと、まったく同じ。結果、ツール・ド・フランス初出場の、若干21歳のポガチャルが、総合優勝というドラマチックな結末となったのです。

MCのサッシャさん、日本自転車普及協会の栗村修さん、安田大サーカスの団長安田さん

それでは今年のツール・ド・フランスの注目選手は誰か。
栗村「昨年総合優勝したポガチャルと、ログリッチ。この2人が軸になるのは間違いないと思います。そして世界最強軍団であるイネオスのエースであるゲラント・トーマスも優勝候補。あとは、フランスのスーパースター、世界チャンピオンでジャージ＝アルカンシエルのジュリアン・アラフィリップ。オランダのマチュー・ファン・デル・プールも注目です」
サッシャ「昨年、涙を呑んだログリッチは今年どうですかね。ログリッチはティソのアンバサダーになったんですよ」
栗村「実はログリッチはタイムトライアルが得意なんですよ。それでこの1年間はタイムトライアルをかなり強化しているらしい。だから、ティソのアンバサダーになったというのは、タイムトライアルを制して、ツール・ド・フランスの優勝を果たすんだ、という決意のようなものを感じますね」
団長「今の話を聞いたら、ログリッチ一択で応援しますよね」
栗村「ティソの時計を着けて、TVでログリッチを応援するのがいいんじゃないですか」
団長「ログリッチと同じ時計を買おう。お揃いのを着けたいじゃないですか、応援するなら」
サッシャ「改めて栗村さん、今年のツール・ド・フランスのポイントを」
栗村「昨年、タイムトライアルで非常に苦い思いをしたログリッチが今年はタイムトライアルで活躍すると思います。今年は第5ステージと第20ステージの、2回行われるタイムトライアルに注目してください」

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