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【ジロ・デ・イタリア2021 第18ステージ結果速報】アルベルト・ベッティオルがラスト6.5kmを独走しグランツール初区間優勝!
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部逃げ切り勝利を決めたアルベルト・ベッティオル
山岳2連戦を控えた長距離平坦移動ステージ。マリア・チクラミーノ着用のペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)がアタックメンバーのセレクションを行ったため、先頭グループが容認されたのはアクチュアルスタートから30kmほど進んでからだった。
シモン・ペロー(アンドローニジョカトリ・シデルメク)、サムエーレ・バティステッラ、ゴルカ・イサギレ(共にアスタナ・プレミアテック)、レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)ら23人が逃げ切り勝利を目指す。ジャンニ・フェルメールシュ(アルペシン・フェニックス)が中間スプリントポイントを先頭通過。
メイン集団はイネオス グレナディアーズが牽引、スプリンターを抱えるチームが前を追う気配がないため、タイム差はみるみる開き残り距離50kmの時点で14分半後方につけていた。
残り距離30kmの起伏ゾーンが始まると先頭グループはパトリック・ベヴィン(イスラエル・スタートアップネイション)、アルベルト・ベッティオル(EFエデュケーション・NIPPO)、コラス・ロッシュ(チームDSM)、ステファノ・オルダーニ(ロット・スーダル)、ジャコポ・モスカ(トレック・セガフレード)の5人に絞られ、4級峠で追いついたレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)がアタックで独走を開始、逃げ切りフィニッシュを目指す。
山岳ポイントと中間スプリントポイントをカヴァニャが先頭通過、続く無印峠の勾配のきつい区間で追走のベッティオルとロッシュに追い抜かれた。ベッティオルはそのままラスト6.5kmを独走で走り抜け、沿道を盛り上げながら喜びを全面に出したガッツポーズでフィニッシュ、嬉しいグランツール初区間優勝を決めた。
マリア・ローザ着用のエガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)は23分30秒後に集団フィニッシュ。ジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)とレムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)が未出走だった以外に総合勢に変動はなかった。
「今朝、アタックする許可をくれたキャプテンのヒュー・カーシーとチームに感謝したい、この勝利にとても満足している」ベッティオル、勝利後インタビュー
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