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サイクル ロードレース コラム 2021年5月25日

【ジロ・デ・イタリア2021 第16ステージ結果速報】悪天候で短縮されたクイーンステージ、王者エガン・ベルナルが圧倒的強さでチーマ・コッピを制す

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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エガン・ベルナル

レインジャケットを脱いでマリア・ローザでフィニッシュしたベルナル

悪天候の影響で212kmから153kmに短縮されたクイーンステージ、難峠2つ回避され最も標高の高い山頂「チーマ・コッピ」がパッソ・ポルドイ標高2239mからパッソ・ジャウ標高2233mへと変更になった。

アクチュアルスタートが切られ、飛び出したのはルイス・フェルファーク(アルペシン・フェニックス)、その後レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)、ジェフェルソン・セペダ(アンドローニジョカトリ・シデルメク)、アレッサンドロ・コーヴィ(UAEチームエミレーツ)と続き、15kmほど進んだところで24人の先頭グループとなった。

最初の1級峠は山岳賞首位につけるジョフリー・ブシャール(AG2Rシトロエンチーム)が先頭通過、その後ゴルカ・イサギレ(アスタナ・プレミアテック)、ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)、アントニオ・ペドレロ(モビスター チーム)、ヴィンチェンツォ・ニバリ、アマヌエル・ゲブレイグザブハイアー(共にトレック・セガフレード)ディエゴ・ウリッシ(UAEチームエミレーツ)の6人が抜け出し、18人が追いかける。メイン集団はこの日もイネオス グレナディアーズが先頭で5分程度でコントロール。

中間スプリントポイントをイサギレが、2つ目の中間スプリントポイントをニバリを牽引するゲブレイグザブハイアーが先頭通過、メイン集団はヒュー・カーシーのためにEFエデュケーション・NIPPOの牽引へと変わりティージェイ・ヴァンガーデレン、サイモン・カーが先頭になると人数を大幅に減らした。

最終峠パッソ・ジャウに入るとペドレロ、フォルモロ、ニバリが抜け出し山頂を目指す。メイン集団ではアレクサンドル・ウラソフ(アスタナ・プレミアテック)やサイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ)が遅れはじめ、残り距離22km地点でマリア・ローザ着用のエガン・ベルナルが加速。先行する選手を次々と抜き去り先頭でジャウ峠山頂を越えダウンヒルをこなし、後続のロマン・バルデ(チームDSM)とダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)に27秒差をつけて今大会2勝目となる区間勝利を手に入れた。

レインジャケットを脱ぎ、マリア・ローザでフィニッシュラインを越えたベルナルのガッツポーズは、王者の帰還を告げる、威風堂々と感動を呼ぶ素晴らしいシーンだった。

総合2位につけているイェーツは2分37秒遅れでフィニッシュ、総合5位に順位を落とした。ステージ3着のカルーゾが総合2位に浮上。

「マリア・ローザを着て勝つことは多くないので、レインジャケットは脱がなければいけなかった、たとえ時間がかかるとわかっていても。きついステージだったけどチームの支えがあったので勝利することができた」ベルナル、勝利後インタビュー

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