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サイクル ロードレース コラム 2021年5月21日

【ジロ・デ・イタリア2021 第12ステージ結果速報】アンドレア・ヴェンドラーメがグランツール初区間優勝!デマルキ、マーダー、ソレルがリタイア

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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アンドレア・ヴェンドラーメ

グランツール区間初優勝を掴んだアンドレア・ヴェンドラーメ

獲得標高が3700mにも及ぶ212kmの丘陵ステージ、アクチュアルスタートで1人飛び出したフィリッポ・フィオレッリ(バルディアーニCSFファイザネ)を追う選手が何人か集団から抜け出したところで、プロトン後方に集団落車が発生。マルク・ソレル(モビスター チーム)、ジーノ・マーダー(バーレーン・ヴィクトリアス)、ハーム・ファンフック(ロット・スーダル)らが巻き込まれ、ソレルとマーダーはリタイアとなった。

集団前方ではアタックと吸収が繰り返され、逃げが形成されていない。無印峠のダウンヒルで落車したアレッサンドロ・デマルキ(イスラエル・スタートアップネイション)は救急車で搬送され大会から去っていった。レース開始から30km経過してもまだ逃げは決まらず、60kmを過ぎたところでドリース・デボント(アルペシン・フェニックス)、シモーネ・ラヴァネッリ(アンドローニジョカトリ・シデルメク)、ミッケルフレーリク・ホノレ(ドゥクーニンク・クイックステップ)、ディエゴ・ウリッシ(UAEチームエミレーツ)、ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(エオーロ・コメタ)の5人が数秒のタイム差をつけることに成功。

追走が先頭の5人に合流し合計16人のグループとなり、3級峠山頂をマリア・アッズーラ着用のジョフリー・ブシャール(AG2Rシトロエンチーム)が先頭通過。メイン集団はイネオス グレナディアーズがコントロール、タイム差はみるみる広がりこのステージも逃げているメンバーの区間優勝が濃厚となった。

ブシャールが順調に2級、2級の山岳ポイントをかき集め、最後の3級山岳でレースは動き出す。中間スプリントポイントはデボントが先頭通過、ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(バルディアーニCSFファイザネ)やジャンルーカ・ブランビッラ(トレック・セガフレード)がペースアップをはかり、先頭グループは6人へと縮小された。ジョージ・ベネット(ユンボ・ヴィスマ)が揺さぶりをかけアンドレア・ヴェンドラーメ(AG2Rシトロエンチーム)が下りを利用して単独で抜け出すことに成功。

3級山岳の激坂区間を抜けたところで先頭ヴェンドラーメにクリス・ハミルトン(チームDSM)が追いつき、平坦区間でブランビッラとベネットも追いつき、山頂をブランビッラが先頭通過。12分後方のメイン集団から総合8位につけるジュリオ・チッコーネが抜け出し、ヴィンチェンツォ・ニバリ(共にトレック・セガフレード)が牽引する。

下り区間が終わった先頭4人は牽制しつつ、ハミルトンの加速にヴェンドラーメが反応、ヴェンドラーメが先頭でフラムルージュを抜け、最後200mでヴェンドラーメが加速し、そのままフィニッシュラインへ飛び込んだ。ヴェンドラーメはグランツール初区間優勝。

プロトンから飛び出たニバリは10分7秒遅れの15位でフィニッシュ。マリア・ローザ着用のエガン・ベルナルはニバリから7秒遅れて集団フィニッシュ、総合勢に変動はなかった。

「ブシャールの山岳賞ジャージもかかってたのでアシストして、最後は自分でもベストを尽くした。区間優勝の夢が叶ってとても嬉しい」ヴェンドラーメ、勝利後インタビュー

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