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【ジロ・デ・イタリア2021 第3ステージ結果速報】タコ・ファンデルホールンがラスト8.8kmを独走しみごと逃げ切り勝利!ガンナは総合首位キープ
サイクルNEWS by J SPORTS 編集部 0みごと逃げ切り勝利を成し遂げた満面の笑みのタコ・ファンデルホールン
ビエッラからカナーレまで190kmの丘陵ステージ。3級山岳1つ、4級山岳2つが設定されているため、山岳賞ジャージ着用のヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(エオーロ・コメタ)がチームメートのサムエーレ・リーヴィを連れ、アレクシー・グジャール(AG2Rシトロエンチーム)、シモン・ペロー、若干18歳アンドリー・ポノマル(共にアンドローニジョカトリ・シデルメク)、サムエーレ・ゾッカラート(バルディアーニCSFファイザネ)、ラルス・ファンデンベルフ(グルパマFDJ)、タコ・ファンデルホールン(アンテルマルシェ・ワンティゴベール・マテリオ)の8選手での逃げグループが形成された。
3級山岳、4級山岳をアルバネーゼが先頭通過しマリア・アッズーラを確定させた。メイン集団ではペーター・サガン擁するボーラ・ハンスグローエがペースアップをはかり、ライバルのスプリンターたちを振るい落とす作戦に出る。上りではサガンも苦しそうな表情を見せるが、カレブ・ユアン(ロット・スーダル)、ディラン・フルーネウェーヘン(ユンボ・ヴィズマ)、ティム・メルリール(アルペシン・フェニックス)はついていけなくなった。
2つ目の4級山岳で先頭グループからペローとゾッカラートが抜け出し、下りで追走のアルバネーゼ、ファンデンベルフ、ファンデルホールンが合流し5人で35km先にあるフィニッシュ地を目指す。
残り距離20kmでタイム差は1分、メイン集団が追いつくのも時間の問題かと思われたが、タイム差は思いのほか縮まらない。ボーナスタイム付き中間スプリントポイントのある無名峠で先頭グループからペローが再びアタックしファンデルホールンだけがついていく。メイン集団からはトニー・ガロパン(AG2Rシトロエンチーム)とジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)が抜け出し先行する2選手を追いかける。
残り10kmでタイム差は36秒、メイン集団ではボーラ・ハンスグローエの次に牽引するチームがあらわれず速度があがらない。ラスト8.8kmでファンデルホールンがペローを置き去りにして独走を開始。フラムルージュを15秒のタイム差でかけ抜け、残り100mで振り返り勝利を確信した満面の笑顔とガッツポーズでフィニッシュラインを越えた。グランツール初出場で初区間優勝。
4秒後にプロトンが集団フィニッシュ、先頭はダヴィデ・チモライ(イスラエル・スタートアップネイション)、次点にペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)、エリア・ヴィヴィアーニ(コフィディス)と続いた。
「信じられない、逃げに入ってアグレッシブにいこうと決めていた。勝つのは難しいからせめてグループで行けたらいいなと思っていた。最後に振り返った時、後続が居なくて勝てると思った、信じられなかった」ファンデルホールン、勝利後インタビュー
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