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サイクル ロードレース コラム 2013年4月22日

ツール・ド・フランスを知るための100の入り口:ツールの巨人の登攀式

ツール・ド・フランス by Naco
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フランスを知るための100の入り口:ツールの巨人の登攀式

1910年ツール・ド・フランス過酷さを極めた山岳ステージを制したオクタヴ・ラピーズ/Agence Rol[see page for license],via Wikimedia Commons

ツール・ド・フランスの中継で毎年画面に映し出されるもののひとつに、「ツールの巨人」ことオクタヴ・ラピーズの記念像があります。

ラピーズは、ツール・ド・フランスのコースに初めてピレネー山脈が導入された1910年に、この山岳ステージを制した初代英雄です。

坂を登攀する姿をかたどった像がトゥルマレ峠に置かれており、自転車ファンにとって絶好の撮影スポットとなっています。

けれど実は、この像がトゥルマレ峠にあるのは夏季の間だけなのです。冬季は厳しい気候を避け、下界のタルブ(Tarbes)にある県のスポーツ局に置かれています。

像は毎年6月第1土曜日、下界ピエールフィット-ネスタラス(Pierrefitte-Nestalas)からトゥルマレ峠まで車で引き上げられるのですが、これはちょっとしたイベントになっています。

運ばれる「ツールの巨人」と追随するサイクリストたち

運ばれる「ツールの巨人」と追随するサイクリストたち

「ツールの巨人」と追随するサイクリストたち

「ツールの巨人」と追随するサイクリストたち

なぜなら、像を運ぶトレーラーには多くの自転車ファンが追随し、トゥルマレ峠までの坂道を自転車で一緒に登る習わしがあるからです。峠に着いたら皆で軽食をとり、山の歌を歌う楽しい雰囲気で締めくくられます。

代替画像

Naco

1999年末、ホームページを立ち上げ、趣味だった自転車ロードレースの情報記事を掲載しはじめる。2000年夏からは、ツール・ド・フランスの現地観戦レポートを開始。同サイトには、ロードレース・ファンたちが数多く訪れている。現在、フリーランスのジャーナリストとして自転車専門誌に記事を寄稿している。

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