人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2020年10月21日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 レースレポート:第1ステージ】マドリードへの希望を抱く季節外れのブエルタ開幕!第1ステージを制したログリッチ「チームは完璧な仕事をしてくれた」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line
ブエルタ・ア・エスパーニャ

スペインでは10月13日に非常事態宣言が発令されている

まどろっこしい前置きなどすっ飛ばして、初日から単刀直入に戦いは本題に入った。1級峠を上りきった先で、優勝大本命プリモシュ・ログリッチが両手を上げ、早々とマイヨ・ロホを手に入れた。しかもたったの173km走っただけで、総合10位以下をあっさり1分以上も突き放してしまった!

「最高だね。ファンタスティックなスタートだ。この勝利がとても嬉しいし、このリーダージャージをすごく誇らしい気持ちで身にまとう」(ログリッチ)

新型コロナウイルスの第2波がヨーロッパ全体を飲み込み、スペインでも10月13日に非常事態宣言が発令される中、2020年ブエルタ・ア・エスパーニャは幕を明けた。本来なら8月14日にオランダで始まるはずだった「情熱の赤いジャージ争奪戦」は、普段であればシーズンが閉幕しているはずの10月の終わりに、3日間少ない日程でバスク地方から走り出した。

開幕2日前には全22チームの参加選手とスタッフ498人(ツール・デ・フランドルからの合流組を除く)がPRC検査を受けた。幸いにも選手は176人全員が陰性だったが、バーレーン・マクラーレンとサンウェブのスタッフが1人ずつ陽性と判明。大会主催者ユニプブリックの委員長ハビエル・ギジェンは、親会社ASOアモリー・スポール・オルガニザシオンのツール・ド・フランス時の対策にならい、「連続する7日間で2人以上の陽性を出したチームは帰宅」ルールの徹底を宣言している。

「この時を迎えるまでにたくさんの準備が必要だったが、決して希望は失わなかった。希望が我々をここまで導いてくれた。これからはマドリード到着へ向けて希望を抱く」(ギジェン委員長)

曇り空の下で2020年最後のグランツールの幕は明けた。スタートと同時に数人が飛び出して行き、早々に逃げ集団ができあがる。レミ・カヴァニャ、ティム・ウェレンス、カンタン・ジョレギ、ヤシャ・ズッタリン、イェツセ・ボルの5人は、後方メイン集団から素早く4分近いリードを奪った。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ