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サイクル ロードレース コラム 2020年9月7日

【宮本あさかのツール2020 レースレポート】スロベニア人によるワンツーフィニッシュ!初マイヨ・ジョーヌのログリッチ「最高にハッピーだ」 /  第9ステージ

ツール・ド・フランス by 宮本 あさか
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プリモシュ・ログリッチ

プリモシュ・ログリッチ

1998年生まれの若き才能が、爽やかにツールに殴り込みをかけた。2020年ツール・ド・フランス出場選手の中で3番目に若いマルク・ヒルシが、90kmもの単独エスケープの果てに区間3位に食い込み、2番目に若いタデイ・ポガチャルが、初めてのツールで初めての区間勝利をつかみとった。まさにこの2人の年齢で……自転車ロードレースへと転向したプリモシュ・ログリッチが、1回目の休息日の前日、生まれて初めてマイヨ・ジョーヌを手に入れた。

「特別な気分だ。だって自転車を始めた時に、誰だって、一生に一度でいいから黄色いジャージを着たいと夢見るものだから。でも僕の目標は変わらない。パリでマイヨ・ジョーヌを着ていることこそが、一番大切なこと」(ログリッチ)

スタートの旗が振り降ろされると同時に、めくるめく1日が始まった。翌日は休息日。先のことを考えずに……いや、もしかしたら今年の特殊な状況下ではもはや先がないかもしれないことを考えて、多くの選手たちが後悔なきよう思いきり動いた。

数え切れないほどの飛び出しが相次いだ。前日、ライバルたちから19分近いタイムを失い、完全に総合争いから脱落したティボー・ピノさえ積極果敢にチャンスを奪いに行く。

しかし決して10秒以上のタイム差が開くことはない。マイヨ・ジョーヌ擁するミッチェルトン・スコットが大して動かぬ代わりに、ユンボ・ヴィスマがコントロール役を引き受けた。危険人物が加速するたびに、ワウト・ファンアールトが睨みを効かせる。中でも3月に急死したチーム監督、ニコラ・ポルタルの故郷近くを通過したせいなのか、イネオス・グレナディアーズが幾度も前方へ走り出し、そのたびに黄色い軍団がきっちり回収に向かった。

いつまでたっても逃げは決まらず、いつまでたってもスピードは下がらない。序盤1時間をプロトンは時速48km超で突っ走った。すでにステージを3分の1以上終え、1級ウルセール峠へと差し掛かると、逃げの形成の前に……グルペットが出来上がったほど!それでも無数の山男たちが繰り返し運試しに向かう。しかし、決して、ユンボの厳しい監視下から逃れることはできないのだ。ただ一人を除いては。

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