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サイクル ロードレース コラム 2020年9月7日

【宮本あさかのツール2020 レースレポート】スロベニア人によるワンツーフィニッシュ!初マイヨ・ジョーヌのログリッチ「最高にハッピーだ」 /  第9ステージ

ツール・ド・フランス by 宮本 あさか
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その直後だ。山頂まで3km。タデイ・ポガチャルが強烈なアタックを見舞う。

前日にダブルエースの座を返上し、チームのために働くことに決めたトム・デュムランが、すかさず反応する。多くの強豪が出遅れる中、おかげでログリッチは、楽々と母国の後輩に追いつくことができた。後輪にすかさずミケル・ランダとエガン・ベルナルも飛び乗ったが、ログラと3秒差で総合首位につけるイエーツは、動けなかった。

「最後の上りで全力を尽くした。他の選手たちを振り払うことはできなかったけれど、代わりにみんなで協力しあった」とポガチャルが語るように、4人は全力で山を駆け上がった。総合9位48秒差のポガチャルと総合12位1分34秒差のランダは、第7ステージの風分断で失ったタイムを取り戻したかったし、総合2位3秒差ログリッチと総合5位13秒差ベルナルも、「追走集団とのタイムを開くことに集中した。強い選手たちが後方にいたからね」(ベルナル)。だからこそ後方からリッチー・ポートが合流してくると、ベルナルは猛烈に牽引し、互いに顔を見合わせているうちに背後から数人が近づいてくると、ポガチャルは加速を畳み掛けた。

もちろん4人が総合争いのライバルであることに変わりはない。ヒルシが1位通過したマリー・ブランク山頂では、残る5秒と2秒のボーナス・ポイント獲得を目指して……ログリッチとポガチャルがあわや接触事故を起こしそうなほどの熱戦を繰り広げた。5秒を懐に入れた先輩はすぐに握手で和解を求め、「ログリッチをすごく尊敬している。だけどレースには僕が勝ちたい」とフィニッシュ後に語った後輩も、わだかまりなく謝罪を受け入れた。

4人よりも前にダウンヒルを開始していたヒルシは、ぎりぎりのラインで攻め続けた。残り18kmの山頂ではたった15秒に縮まっていたリードを、ラスト7kmでは26秒にまで広げた。しかし下り終えた先で平坦区間に入ると、ついにログリッチが猛烈に牽引を始める。

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