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サイクル ロードレース コラム 2019年7月8日

【ツール・ド・フランス2019 第2ステージ結果速報】接戦のTTT、最終出走のユンボ・ヴィスマが圧倒的強さでマイヨ・ジョーヌをキープ

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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写真:チームタイムトライアルで圧巻の強さを見せたチーム ユンボ・ヴィスマ


ブリュッセル王宮前をスタートし、フィニッシュ地アトミウムまで27.6kmをチームタイムトライアルで走り抜ける第2ステージ。第1出走にステージ優勝候補のチーム イネオスが登場、平均時速56.5km/h、29分17秒の好タイムを叩き出した。

第11出走のチーム カチューシャ・アルペシンが第1計測、第2計測でイネオスのタイムを抜くもフィニッシュラインでは6秒及ばず。第19出走のドゥクーニンク・クイックステップも中間計測でイネオスを上回ったが29分18秒でフィニッシュ、1秒差でイネオスがホットシートを守った。

マイヨ・ジョーヌ着用のマイク・テウニッセン擁する最終出走チーム ユンボ・ヴィスマが第1計測で10秒タイムを更新、そのまま快走を続け28分57秒でフィニッシュ、イネオスに対し20秒差をつけステージ優勝を飾った。結果、総合順位5位までと山岳賞以外の特別賞をユンボ・ヴィスマの選手が占めることとなった。

「チームのペースを維持して走ることができた、このステージを目標にしていたので達成できたので本当に嬉しい。スタッフも含めたチーム全員の勝利だ」(テウニッセン、勝利後インタビュー)


第2ステージ結果

1 チーム ユンボ・ヴィスマ(オランダ)in 00h 28' 57''
2 チーム イネオス(イギリス)at 00'20''
3 ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)at 00'21''
4 チームサンウェブ(ドイツ)at 00'26''
5 チーム カチューシャ・アルペシン(スイス)at 00'26''
6 EFエデュケーションファースト(アメリカ)at 00'28''
7 シーシーシーチーム(ポーランド)at 00'31''
8 グルパマ・エフデジ(フランス)at 00'32''
9 バーレーン・メリダ(バーレーン)at 00'36''
10 アスタナ プロチーム(カザフスタン)at 00'41''


個人総合順位

1 マイク・テウニッセン(チーム ユンボ・ヴィスマ/オランダ)in 04h 51' 34''
2 ウァウト・ヴァンアールト(チーム ユンボ・ヴィスマ/ベルギー)at 00'10''
3 ステフェン・クライスヴァイク(チーム ユンボ・ヴィスマ/オランダ)at 00'10''
4 トニー・マルティン(チーム ユンボ・ヴィスマ/ドイツ)at 00'10''
5 ジョージ・ベネット(チーム ユンボ・ヴィスマ/ニュージーランド)at 00'10''
6 ジャンニ・モスコン(チーム イネオス/イタリア)at 00'30''
7 エガン・ベルナル(チーム イネオス/コロンビア)at 00'30''
8 ゲラント・トーマス(チーム イネオス/イギリス)at 00'30''
9 ディラン・ファンバーレ(チーム イネオス/オランダ)at 00'30''
10 エリア・ヴィヴィアーニ(ドゥクーニンク・クイックステップ/イタリア)at 00'31''


ポイント賞

1 マイク・テウニッセン(チーム ユンボ・ヴィスマ/オランダ)50 pts
2 ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ/スロバキア)50 pts
3 ソンニ・コロブレッリ(バーレーン・メリダ/イタリア)33 pts


山岳賞

1 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(シーシーシーチーム /ベルギー)2 pts
2 クサンドロ・ムーリッセ(ワンティ・ゴペールサイクリングチーム/ベルギー)2 pts


新人賞

1 ウァウト・ヴァンアールト(チーム ユンボ・ヴィスマ/ベルギー)in 04h 51' 44''
2 ジャンニ・モスコン(チーム イネオス/イタリア)at 00'20''
3 エガン・ベルナル(チーム イネオス/コロンビア)at 00'20''


チーム総合順位

1 チーム ユンボ・ヴィスマ(オランダ)in 15h 04' 09''
2 チーム イネオス(イギリス)at 01' 20''
3 ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)at 01' 24''


第2ステージのリタイア

なし

Cycle*2019 ツール・ド・フランス 第2ステージ ハイライト

第3ステージ 7月8日(月)午後8:55 - 深夜2:00/ J SPORTS 4

[区間] バンシュ > エペルネ 215km/ビールの本場から真っすぐに南下していく長距離ステージ


ステージ詳細

■コースの特徴

ユネスコの無形文化遺産バンシュのカーニバルで名高い……いや、むしろ自転車ファンにとってはバンシュ〜シメイ〜バンシュで有名な町から、3日目は走り出す。10kmほど走った先でベルギーとはお別れ。いよいよ大会の地元、フランスへとプロトンは入国する。

つまりビールの本場から、ほぼ真っすぐに南下していく長距離ステージ。スタートから約150kmほどは、ほぼフラットな道を突き進む。ステージ序盤には1973年にメルクスが制したGPフルミの本拠地(フルミ)も通過し、いつしかシャンパンの本場へとたどり着く。

やはりユネスコの世界遺産であるシャンパーニュの「丘陵」地帯が、プロトンたちを迎え入れる。すなわちラスト50kmには、小さな起伏が、繰り返し登場する。そのうち4つに山岳ポイントが設定されいる。いずれも上り距離こそ短いものの、勾配は厳しいものばかり。中でもゴール前16kmに立ちはだかるミュティニー坂は登坂距離900m・平均勾配12.2%と、勝負を仕掛けるのに最適な激坂だ。

残り4km地点には無印のモン・ベルノン坂(1km、5.5%)も待ち構える。そこから「シャンパンの首都」エペルネーに入ると、有名なシャンパンメーカーにちなんだ通りをいくつか通り抜けて(ポール・シャンドン通り=モエ・エ・シャンドンとウジェーヌ・メルシエ通り=メルシエ)、ずばりシャンパーニュ大通りも突っ走り、最後はコートー通りにたどり着く。コートーとはぶどう畑の広がる斜面のことで……ラスト500mは勾配8%の上り坂!パンチャーたちが弾けるような走りを見せてくれるに違いない。


■高低差図 高低差図
J SPORTS編集部

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