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サイクル ロードレース コラム
まさに完全無欠。ワウト・ファンアールト、強さの根源「まだまだ僕に出来ないことはたくさんある」| ツール・ド・フランス 2022
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3月9日、イタリアではティレノ〜アドリアティコが開幕する。
ティレノ〜アドリアティコは、パリ〜ニースとともに、シーズン序盤を代表する、ワールドツアーイベントのステージレース。
ティレノ〜アドリアティコのスタートラインにも、パリ〜ニースにひけをとらぬ、華やかな顔ぶれが並ぶ。
この模様はJ SPORTSオンデマンド限定でLIVE配信される。
ティレノ〜アドリアティコとは
ティレノ〜アドリアティコは、今から50年前、1966年に、ローマからペスカーラまでの3日間レースとして誕生した。
『2つの海のレース(La corsa dei due mari)』という別名のゆえん(所以)である、西のティレニア海からイタリア半島を横断し、東のアドリア海へ、という性格はそれから今まで変わることなく、また、サン・ベネデット・デル・トロントで最終日を迎える伝統も(初年度だけが例外)ずっと続いている。
開幕地はだんだんと北上していき、最近は、ティレニア海沿岸に面したトスカーナ地方の都市で開幕している。
ジロ・デ・イタリアと同様にRCSスポルト社とガゼッタ・デロ・スポルト紙によって主催され、イタリアのステージレースとしてはジロに次ぐ位置づけではあるが、平坦ステージ中心に組まれたティレノ〜アドリアティコは、パリ〜ニースがミニ版ツールの性格を持つのとは対照的に、ミラノ〜サンレモやフランドル・クラシックを狙う選手たちの準備レース、という雰囲気を持っていた。
しかし、グランツールのスター選手たちがパリ〜ニースにさらわれていくことに業を煮やしたか、2011年に最終日のスプリント・ステージが個人TTに取って代わられ、2012年のルートに難関山岳(プラーティ・ディ・ティーボ)の山頂ゴールを組み込んだあたりを境に、ミニ版ジロとしての色合いを強めてきた。こうやって加えられた走り応えのある難関山岳ステージや、タイムトライアルと山岳ステージで勝者が(ほぼ)決まる、複雑すぎないしつらえが功を奏し、グランツール総合上位を狙うトップ選手たちが、ティレノ〜アドリアティコには集まるようになってきている。カデル・エヴァンス(2011)、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ、2012・2013)、アルベルト・コンタドール(当時の所属チーム名ティンコフ・サクソ、2014)、ナイロ・キンタナ(モビスター、2015)…と、ここ数年の総合優勝者の顔ぶれからも、本格的ステージレースとしての新たな立ち位置が明らかだ。
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