人気ランキング
-
サイクル ロードレース コラム
【Cycle*2024 フレーシュ・ワロンヌ:プレビュー】唯一絶対の勝負地「ユイの壁」を4回、誰が真っ先に上り詰めるのか
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
3月9日、イタリアではティレノ〜アドリアティコが開幕する。
ティレノ〜アドリアティコは、パリ〜ニースとともに、シーズン序盤を代表する、ワールドツアーイベントのステージレース。
ティレノ〜アドリアティコのスタートラインにも、パリ〜ニースにひけをとらぬ、華やかな顔ぶれが並ぶ。
この模様はJ SPORTSオンデマンド限定でLIVE配信される。
ティレノ〜アドリアティコとは
ティレノ〜アドリアティコは、今から50年前、1966年に、ローマからペスカーラまでの3日間レースとして誕生した。
『2つの海のレース(La corsa dei due mari)』という別名のゆえん(所以)である、西のティレニア海からイタリア半島を横断し、東のアドリア海へ、という性格はそれから今まで変わることなく、また、サン・ベネデット・デル・トロントで最終日を迎える伝統も(初年度だけが例外)ずっと続いている。
開幕地はだんだんと北上していき、最近は、ティレニア海沿岸に面したトスカーナ地方の都市で開幕している。
ジロ・デ・イタリアと同様にRCSスポルト社とガゼッタ・デロ・スポルト紙によって主催され、イタリアのステージレースとしてはジロに次ぐ位置づけではあるが、平坦ステージ中心に組まれたティレノ〜アドリアティコは、パリ〜ニースがミニ版ツールの性格を持つのとは対照的に、ミラノ〜サンレモやフランドル・クラシックを狙う選手たちの準備レース、という雰囲気を持っていた。
しかし、グランツールのスター選手たちがパリ〜ニースにさらわれていくことに業を煮やしたか、2011年に最終日のスプリント・ステージが個人TTに取って代わられ、2012年のルートに難関山岳(プラーティ・ディ・ティーボ)の山頂ゴールを組み込んだあたりを境に、ミニ版ジロとしての色合いを強めてきた。こうやって加えられた走り応えのある難関山岳ステージや、タイムトライアルと山岳ステージで勝者が(ほぼ)決まる、複雑すぎないしつらえが功を奏し、グランツール総合上位を狙うトップ選手たちが、ティレノ〜アドリアティコには集まるようになってきている。カデル・エヴァンス(2011)、ヴィンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ、2012・2013)、アルベルト・コンタドール(当時の所属チーム名ティンコフ・サクソ、2014)、ナイロ・キンタナ(モビスター、2015)…と、ここ数年の総合優勝者の顔ぶれからも、本格的ステージレースとしての新たな立ち位置が明らかだ。
あわせて読みたい
-
サイクル ロードレース コラム
【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 第19ステージ結果速報】ダイネーゼが涙のブエルタ区間初優勝、総合勢は翌日の最終試練に備える
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
4月7日 午後6:05〜
-
3月31日 午後4:55〜
-
4月6日 午後10:15〜
-
3月16日 午後9:30〜
-
4月1日 午後7:00〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
3月2日 午後10:05〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第5ステージ
3月22日 午後11:55〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!