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5月のイタリア、7月のフランス、8月スペインで、3週間にわたって開催される3つのステージレース、『グランツール』。
サイクルロードレース(自転車レース)の中でも最高峰に位置づけられ、22のトップチームだけが出場を許される(*1)。9人のメンバーに選ばれ、そのスタートラインに並ぶことは、すべてのプロロード選手にとっての大きな夢だ。
その3大グランツールの一つ、ジロ・デ・イタリア(=『イタリア一周レース』)が、5月6日に開幕する。21日間をかけて(*2)、最終ゴール地のトリノ(北イタリア)まで、総距離3,463.1kmの道のりを走破する。
★
このジロ・デ・イタリア(短く縮め、『ジロ』と呼ばれる)、タフなグランツールの中でも、ひときわ過酷なレースとして知られている。
「いちばんハードなグランツールは?」
そう問いかけたら、ほとんどのプロ選手が「ジロ!」と答えるに違いない。その理由は、選手たちの前に立ちはだかる、山・山・また山・・・!
例えば今年のジロのコースには、大小合わせて38の山岳が登場する。そのうち、標高2000mを超える峠が10コ、1000mを超える峠が8コ。日本でいうと、飛騨山脈(北アルプス)や赤石山脈(南アルプス)木曽山脈(中央アルプス)の山々に相当するくらいの高さがある。
山がない平らなステージや、それほど難しくない上りしか登場しないステージもあるが、とくに21日間の日程の後半、ドロミテ山塊やアルプス山脈といった山岳地帯に突入すると、『モンスター』としか言い表せないような、難関ステージが選手たちを待ち受けている。
例えば、イタリア北東部のドロミテ地方で行われるステージ。全長210kmのコースに、ドロミテを代表する名峰であるポルドイ峠、セッラ峠、ジャウ峠など、標高2200m級の山が5つ、1800m級の山が1つ、次々と登場する。ドロミテらしい、ごつごつとした岩肌が天に向かってそびえる神秘的な風景の中を、6時間以上をかけて走りきる。
(注)
*1 トップカテゴリーに所属する全18チームに加えて、レース主催者の招待を受けた4チームが出場できる。
*2 休息日を含めると実際には24日間だが、レースが行われるのは21日間で、各ステージごとに勝利とタイムを争いながら、最終的には、全21ステージを合計してもっとも早い(少ない)タイムで走り終えた選手が『総合優勝者』となる。
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