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サイクル ロードレース コラム 2016年10月29日

クリス・フルーム インタビュー in2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

サイクルNEWS by 寺尾 真紀
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10月29日(日)にJ SPORTSで生中継!J:COM presents 2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。その前日イベントの最中に2016年ツール・ド・フランス覇者であるクリス・フルーム選手にインタビューしました。



写真:着替えながらも1つ1つ丁寧に答えてくれるフルーム選手

Q: フルーム選手、日本にようこそ。
A: ありがとう!
Q: 長いフライトのあと、今朝到着したばかりと聞いたけれど、お疲れはどうですか?
A: 疲れてはいるけど、気分はいいんだ。長距離の移動は慣れているしね。
Q: いま、着替え中の衣装は・・・
A: 息はしにくいけど、大丈夫(笑) これでレースをしろと言われたら困るけどね!

※ 衣装チェンジをしながら、最初は立ったままでのインタビューとなりました。

Q: これで日本は4回目だと思うのですが、これまで、どんなところに行ったことがありますか?
A: 妻と一緒に来日した時に、大阪に一週間滞在したよ。とても伝統的な宿に泊まって、その経験を心から楽しんだ。町並みにもより古い歴史を感じたし、お寺に行ったり、その由来を聞いたり・・・感動したなあ。東京にもトラディショナルな地区はあるけれど、全体的に、大阪の方がより歴史的な感じがしたね。東京でも、浅草や築地、秋葉原などを観光したことがあるよ。

Q: 今回のさいたまの後は?
A: 残念ながら、まっすぐ家に帰らなくてはいけないんだ。チームキャンプから直行で来て、来週には韓国のレタップ(L'Etape Korea by le Tour de France)、と、ずいぶん予定が立て込んでしまっているから。

Q: ゆっくり日本に滞在できるたら、これがやりたいなあ、ということはありますか?
A: ぼくは、シュイシュイが好物なんだ。あの、薄く切ったお肉をダシの中でこう泳がせる・・・シュイシュイ・・・ん? シュイシュイじゃなくてしゃぶしゃぶか。そう、しゃぶしゃぶ。あれをおなかいっぱい食べたいな。家でもできないことはないよね。でも、あれはお肉の薄さが命だから、いいミートスライサーがないと!

※ ここでマイヨジョーヌ・ハチマキを巻いてもらうために、イスに座る

Q: 昨年、息子さんが生まれましたね。お子さんを持ったことで、何か自分が変わった、ということはありますか?
A: 12月に息子のケランが生まれた。うん、そう思うよ。変わった、うん、確かに変わったね。まず家で、ぼくを取り巻くいろいろなものを変えてくれた。すべて、良い方の変化だよ。より大きな責任感を持つようになったし、キャリアにおいても、彼のおかげで、モチベーションがより高まった。息子にとって、いいお手本にならなくちゃいけない、という気持ちもあるし、彼が成長していく過程で、ぼくがやってきたことを、誇りに思ってほしいと感じるからなんだ。

Q: どんな風に育ってほしいとか、考えることはありますか? バイクレーサーになるって言い出したら?
A: うーん、ありのままに育ってほしいと思うから、どんな大人になるかは、彼自身に決めてほしいと思うよ。バイク選手になると言い出したら・・・(笑顔になって)ぼくの知っていることは、全部教えてあげたいと思う。でも彼自身が決めたことじゃないとね。自転車に乗ることを押しつけないようにしないと、と思っている。

Q: レースを離れると、どんなことをして時間を過ごすのが好きですか?
A: アウトドアはなんでも好きだよ! ハイキング、釣り、スキューバダイビング・・・ぼくは、とにかく水が大好きなんだ。オフにはこういうことをやって、リラックスするんだよ。息子と一緒にこういうこともできるといいね。




Q: ミシェルさんとケランくんへのおみやげは用意しましたか?
A: まだだよ! でも、ミシェルの大好物のひとつがこれなんだ。
(と、携帯の写真を見せる)

Q: ハッ、「きのこの山」!!
A: (笑い出す)何百箱もはいらないけど、せめて1~2箱買って帰れたらいいなと思っているんだ。前にミシェルと一緒に日本に滞在したとき、これを食べてとてもおいしかった。「絶対に買って帰ってね」って言われているんだ。『たけのこ』の形をしたお菓子もあるの? うーん、でもたぶんぼくたちは『きのこ』派だな!

Q: シーズンオフの予定は?
A: 今年はオーストラリアでトレーニングをする予定。まだ来年のレースのスケジュールは細かく決まっていないけれど、ツアー・ダウン・アンダーか、ヘラルド・サンツアーでシーズンをスタートするかもしれない。

Q: 来年の抱負を聞かせてください。
A: まだまだ早い段階だけど、ツールに集中していくことだけは間違いないからね。いいツール・ド・フランスになるように、がんばっていくよ!

代替画像

寺尾 真紀

東京生まれ。オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジ卒業。実験心理学専攻。デンマーク大使館在籍中、2010年春のティレーノ・アドリアティコからロードレースの取材をスタートした。ツールはこれまで5回取材を行っている。UCI選手代理人資格保持。趣味は読書。Twitter @makiterao

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