人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2017年7月6日

【ツール・ド・フランス2017 第5ステージ結果速報】山頂フィニッシュでファビオ・アルがツール初勝利!マイヨ・ジョーヌはフルームへ

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
  • Line

写真:ゴール直前の争い

今大会初の山頂ゴールはヴィッテルから無等級含め5つの峠を登りラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユを目指す160.5kmの旅。

ゼロキロファーストアタックで飛び出したのはトマ・ヴォクレール(ディレクトエネルジー)、フィリップ・ジルベール(クイックステップフロアーズ)、ヤン・バークランツ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)、ミカエル・ドラージュ(エフデジ)エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(チーム ディメンションデータ)、トーマス・デヘント(ロット・ソウダル)、ディラン・ファンバーレ(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム)、ピエールリュック・ペリション(チームフォルテュネオ・オスカロ)の8選手での逃げグループを形成、2~3分程度のタイム差でメイン集団が追いかける。

リッチー・ポートのステージ優勝&総合順位アップが期待できるビーエムシー レーシングチームが積極的にメイン集団を牽引、最後の1級峠ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユの登坂口までアシストたちの献身は続いた。中間スプリントポイントはボアッソンハーゲンが先頭通過、メイン集団ではマイケル・マシューズ(チームサンウェブ)、マルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ)、アレクサンドル・クリストフ(チーム カチューシャ・アルペシン)の順番でポイントを積み重ねた。

3級峠で先頭グループのドラージュとデヘントがちぎれメイン集団に吸収された。バークランツが山岳ポイント手前でアタック、先頭で山頂を通過ししばらく独走したあと追走グループと合流。ラスト13kmでジルベールがアタック、バークランツだけついていく、メイン集団は1分半後ろを追いかける。

ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユに入るとタイム差は一気に30秒まで縮み、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュを纏うネイサン・ブラウン(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム)、ロベルト・ヘーシンク(チーム ロットNL・ユンボ)、ワレン・バルギル(チームサンウェブ)らは遅れ始め、後方ではグルペットが形成された。ラスト5kmではティボ・ピノ(エフデジ)まで遅れ、逃げていたバークランツやこの日の敢闘賞を獲得したジルベールも吸収、先頭はチーム スカイトレインのミカル・クヴィアトコウスキーとなった。

ミケル・ランダ、ミケル・ニエベ(共にチーム スカイ)が牽引する中、ラスト2.4kmでイタリアチャンピオンジャージ着用のファビオ・アル(アスタナ プロチーム)がアタック!後続はペーシングで追うも差はひらいていく。ゲラント・トーマスのアシストで残り1.6kmまできたクリス・フルーム(共にチーム スカイ)が飛び出すとポートは追うがアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)とナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム)はついていけない。ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ)、ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル)、フルーム、ポートの4人でアルを追うも、牽制し合っている間にアルは単独でフラムルージュを駆け抜ける。ポートがアタックするも不発に終わり、アルは1着でゴールラインを越え、ダニエル・マーティン、フルームの順番でゴール。フルームは早くもマイヨ・ジョーヌを獲得した。

「ツールでの勝利は本当に素晴らしい。この峠を登るのは初めてだけれど2012年フルーム、2014年ニーバリのビデオを見てラスト3kmでアタックすると決めていた」(アル勝利後インタビュー)

第5ステージ結果

1 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)in 3h 44'06''
2 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)at 00'16''
3 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)at 00'20''
4 リッチー・ポート(ビーエムシー レーシングチーム/オーストラリア)at 00'20''
5 ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00'24''
6 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)at 00' 26''
7 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム/コロンビア)at 00' 26''
8 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)at 00'26''
9 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 00'34''
10 ゲラント・トーマス(チーム スカイ/イギリス)at 00' 40''
・・・
111 新城 幸也(バーレーン・メリダ/日本)at 11' 11''

個人総合順位

1 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)in 18h 38'59''
2 ゲラント・トーマス(チーム スカイ/イギリス)at 00' 12''
3 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)at 00'14''
4 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)at 00'25''
5 リッチー・ポート(ビーエムシー レーシングチーム/オーストラリア)at 00'39''
6 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)at 00' 43''
7 ロメン・バルデ(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00'47''
8 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード/スペイン)at 00'52''
9 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 00'54''
10 ラファル・マイカ(ボーラ・ハンスグローエ/ポーランド)at 01'01''
・・・
11 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック プロフェッショナル サイクリングチーム/コロンビア)at 01' 01''
12 ピエール・ラトゥール(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 01' 07''
13 ルイ・メインチェス(UAEチームエミレーツ/南アフリカ)at 01' 24''
103 新城 幸也(バーレーン・メリダ/日本)at 14'04''

ポイント賞

1 アルノー・デマール(エフデジ/フランス)127 pts
2 マルセル・キッテル(クイックステップフロアーズ/ドイツ)87 pts
3 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ/オーストラリア)73 pts

山岳賞

1 ファビオ・アル(アスタナ プロチーム/イタリア)10 pts
2 ダニエル・マーティン(クイックステップフロアーズ/アイルランド)8 pts
3 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)6 pts

新人賞

1 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット/イギリス)in 18h 39' 42''
2 ピエール・ラトゥール(アージェードゥゼール・ラ・モンディアル/フランス)at 00' 24''
3 ルイ・メインチェス(UAEチームエミレーツ/南アフリカ)at 00' 41''

チーム総合順位

1 チーム スカイ(イギリス)in 55h 57'59''
2 ビーエムシー レーシングチーム(アメリカ)at 01' 59''
3 アージェードゥゼール・ラ・モンディアル(フランス)at 03' 21''

敢闘賞

104 フィリップ・ジルベール(クイックステップフロアーズ/ベルギー)

第5ステージのリタイア

91 マーク・カヴェンディッシュ(チーム ディメンションデータ/イギリス)

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ