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第9ステージでのレース後、同レースの結果を受け総合リーダーであるクリム・フルーム(チーム スカイ)に1分以上の差をつけられてしまったナイロ・キンタナ(モヴィスターチーム)は記者陣に対し、(ツールにおける)本人の体力が限界に近付いているとの自身の心の内を語った。
キンタナは第9ステージを総合9位(1位のフルームから53秒遅れ)で始め、同ステージをリーダーから1分15秒遅れの10位で終えた結果、総合順位は1つ上がったものの、フルームから合計2分13秒も遅れてしまった。
キンタナは今年から例年と違う調整方法を取っており、本ツール開幕前、本ツールに対し高い期待・希望をもっていた。モヴィスターチームは、キンタナはグランドツアー1戦目より2戦目の方が良い結果を残せると信じ、例年ツールとツールの翌月に開催されるブエルタ・ア・エスパーニャに照準を合わしていた。但し、今年は上記チーム方針もあり、ツール前の5月に開催されるジロ・デ・イタリア(キンタナは2位でフィニッシュ)と本ツールに照準を絞っていた。
但し、現状その戦術は裏目に出ており、キンタナは明らかな体力切れを見せており、本人も戦術を誤ったと認めている。
「私達は多くの時間をロスしてしまった。今年度僕は既に多くの気力・体力を使っていることから、既に本ツールでは体力切れを感じ始めている。僕達は今年力を欠いてるが、やれる限りの事をやっている。今回のツールはこの後も全力で駆け抜けるつもりだし、その中でどの様に(体力的に)感じるか見ていきたいね」
また、2度優勝経験のあるアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)にとって第9ステージは、キンタナ以上に悪いものとなった。同ステージで2度のクラッシュも経験しており、ステージ前8位だった総合順位を、5分15秒遅れの12位にまで下げてしまった。
コンタドールはレース後、「ケガの(物理的な)痛みについて語りたくない。本日は私が期待していた様な自分は出なかった。それだけだ。今朝の時点ではとても良い感触だったよ。そのため、(チームメイトの)バウク・モレマやハリンソン・パンタノを(自分の)前に出し、アタックをかける事も狙っていたくらいだから。ただ、脚がついてきてくれなかったんだ」と悔やみながら語った。
引用:http://www.velonews.com/2017/07/news/quintana-running-strength-le-tour_443226
翻訳協力者:坂田裕希/家徳悠介
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