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サイクル ロードレース コラム 2017年7月10日

負傷のゲラント・トーマスが見せた優しさ「僕はポートが大丈夫である事を心から祈っている」

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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ゲラント・トーマス(チームスカイ)はレース後チームスカイのチーム車に(怪我を負った)肩をガーゼで巻かれた状態でポツンと座った。彼の頭の中では、本人の2017年シーズンが呪われているのではとの疑問すら浮かび上がっていた。

トーマスは日曜日の第9ステージを総合2位で始めたものの、それは一瞬の間におきたクラッシュで変わってしまった。トーマスはその瞬間について「マイカが自分の前でクラッシュしてしまったことで、自分は行き場を失ってしまい、(地面に転んだ状態でいる)マイカに自転車が引っかかり、自分もクラッシュしてしまった」と語っている。

過去の5ステージをマイヨ・ジョーヌに身に纏いながら駆け抜けたトーマスは、第9ステージを12秒遅れの2位で始めた。但し、前のジロ・デ・イタリアでもそうだった様に、(とても良い状態で走っていたものの)クラッシュによってレースからはじき出されてしまった。

レース後の「正直にこの結果には落胆しているよ。この結果はまさにジロでのそれと同じだ。ジロの時も第9ステージでのクラッシュだったんだ。自転車レースとは本当に色々なことが起きる」との本人のコメントからも、彼の口惜しさが分かる。

その一方、チームスカイの元チームメイトでもあり、(トーマスのクラッシュとは別の)クラッシュを起こしてしまったリッチー・ポートについて、「僕はポートが大丈夫である事を心から祈っている。あの様にクラッシュで選手が地面に叩き落とされるのを見るのはつらい。本当に大丈夫であってほしい」と述べ、この様な辛いレース展開後でもライバル兼友人を気遣う美しいスポーツマン精神を見せた。

引用:http://www.velonews.com/2017/07/news/thomas-massive-disappointment_443190

翻訳協力者:坂田裕希/家徳悠介


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J SPORTS編集部

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