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【ツール・ド・フランス2018 第3ステージ結果速報】TTTを制したのはBMC、ヴァンアーヴェルマートがマイヨ・ジョーヌ獲得!
ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部連日の落車によりチーム総合順位が予想外な状態で開催された第3ステージ、ショレを35.5km走るチームタイムトライアル(TTT)。第1出走はミッチェルトン・スコット、そしてチーム スカイ、5番目にはビーエムシー レーシングチームとTTT優勝候補が早々にスタートする。
第1計測でミッチェルトン・スコットが14分13秒のターゲットタイムを出すと 、チーム スカイ、ビーエムシー レーシングチームがコンマ差の同タイムで通過する。第2計測でチーム スカイがミッチェルトン・スコットを4秒上回るとビーエムシー レーシングチームが38分46秒でフィニッシュ。チーム スカイに4秒の差をつけ堂々の1位へと躍り出た。リゴベルト・ウラン擁するチームEFエデュケーションファースト・ドラパック・p/bキャノンデールは+35秒、ロメン・バルデのアージェードゥゼール・ラ・モンディアルは+1分15秒、トム・デュムランのチームサンウェブは+11秒でのフィニッシュとなった。
21番目に出走するのはクイックステップフロアーズ、フィニッシュタイムによってはマイヨ・ジョーヌがふたたび戻ってくる状況。第1計測を+3秒で通過、最初にフェルナンド・ガビリアがついていけなくなり、ティム・デクレルクも遅れて6人になった。最終出走のボーラ・ハンスグローエは第1計測を+13秒で通過、ペーター・サガンは第2計測でついていけなくなりマイヨ・ジョーヌを諦めた。クイックステップフロアーズは第2計測で5人まで人数を減らし+6秒で通過、人数の少なさが残り距離に大きくのしかかる。
ラスト2.2kmでは4人にまで人数を減らしたクイックステップフロアーズは38分53秒+7秒でフィニッシュ、この瞬間にビーエムシー レーシングチームのステージ勝利が決まりマイヨ・ジョーヌがグレッグ・ヴァンアーヴェルマートへと移動した。
「個人での勝利も嬉しいけどチームで勝つのも本当に嬉しい。この素晴らしいチームの一員でいられることが誇らしい。1週目にマイヨ・ジョーヌを獲得することが目標だったので1日でも長く着ていたい」(ヴァンアーヴェルマート勝利後インタビュー)
第3ステージ結果
1 ビーエムシー レーシングチーム(アメリカ)in 38'46''
2 チーム スカイ(イギリス)at 00'04''
3 クイックステップフロアーズ(ベルギー)at 00'07''
4 ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)at 00'09''
5 チームサンウェブ(ドイツ)at 00'11''
6 チームEFエデュケーションファースト・ドラパック・p/bキャノンデール(アメリカ)at 00'35''
7 ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)at 00'50''
8 アスタナ プロチーム(カザフスタン)at 00'51''
9 チーム カチューシャ・アルペシン(スイス)at 00'52''
10 モヴィスター チーム(スペイン)at 00'53''
個人総合順位
1 グレッグ・ヴァンアーヴェルマート(BMCレーシングチーム/ベルギー)in 09h 08'55''
2 ティージェイ・ヴァンガーデレン(BMCレーシングチーム/アメリカ)at 00'00''
3 ゲラント・トーマス(チーム スカイ/イギリス)at 00'03''
4 フィリップ・ジルベール(クイックステップフロアーズ/ベルギー)at 00'05''
5 ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)at 00'07''
6 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ/フランス)at 00'07''
7 トム・デュムラン(チームサンウェブ/オランダ)at 00'11''
8 ソーレン・クラークアンデルセン(チームサンウェブ/デンマーク)at 00'11''
9 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ/オーストラリア)at 00'11''
10 リゴベルト・ウラン(チームEFドラパック・p/bキャノンデール/コロンビア)at 00'35''
・・・
14 リッチー・ポート(BMCレーシングチーム/オーストラリア)at 00'51''
16 アレハンドロ・バルベルデ(モヴィスター チーム/スペイン)at 00'53''
18 クリス・フルーム(チーム スカイ/イギリス)at 00'55''
20 アダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット/イギリス)at 01'00''
25 ロメン・バルデ(AG2R/フランス)at 01'15''
30 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/アメリカ)at 01'16''
39 ダニエル・マーティン(UAEチームエミレーツ/アイルランド)at 01'38''
59 ナイロ・キンタナ(モヴィスター チーム/コロンビア)at 02'08''
ポイント賞
1 ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ/スロバキア)104 pts
2 フェルナンド・ガビリア(クイックステップフロアーズ/コロンビア)78 pts
3 アレクサンドル・クリストフ(UAEチームエミレーツ/ノルウェー)53 pts
山岳賞
1 ディオン・スミス(ワンティ・グループゴペール/ニュージーランド)1 pts
2 ケヴィン・ルダノワ(チームフォルテュネオ・オスカロ/フランス)1 pts
新人賞
1 ソーレン・クラークアンデルセン(チームサンウェブ/デンマーク)in 09h 09'06''
2 エガン・ベルナル(チーム スカイ/コロンビア)at 01'08''
3 マグヌス・コルトニールセン(アスタナ プロチーム/デンマーク)at 01'22''
チーム総合順位
1 クイックステップフロアーズ(ベルギー)in 28h 05'59"
2 チームサンウェブ(ドイツ)at 00'16''
3 ビーエムシー レーシングチーム(アメリカ)at 00'23''
第3ステージのリタイア
なし
第3ステージ:ハイライト動画
第4ステージ 7月10日 (火)午後8:55~深夜2:15 / J SPORTS 4 [区間] ラ・ボール ~ サルゾー 195km / ツール史上初めて「スタートヴィラージュ(スポンサーブース村)」が設置された土地
■コースの特徴
チームタイムトライアルの翌日、再びスプリンター向けのステージが用意された。コース上に待ち構える難所は4級峠がひとつだけ。敵はむしろ海風。なにしろフィニッシュ地の一帯では、ステージの3日後から、「風の日々」と題した大規模な凧揚げ大会が数日間に渡って開催される。
ラ・ボールの海岸線から1日は始まる。「塩」で有名なゲランドの目と鼻の先にあるこの町は、1988年大会の開幕の地であり、ツール史上初めて「スタートヴィラージュ(スポンサーブース村)」が設置された土地でもある。
スタート後のプロトンは、一旦海辺を離れて内陸部へ。前半は東へと進み、途中で北へ進路を切り替え、さらに後半は西へと折り返す。風向きや風速によっては、方向転換の前後に、分断の企てが起こる危険性あり。
ステージ終盤でフランスで最も自転車競技の盛んなブルターニュ地方へ入る。さらに最終盤15kmほどは延々真っ直ぐの道を突き進み、締めくくりは大西洋に突き出すリュイス半島へ。昨秋にUCI国際自転車競技連合の会長に選出されたダヴィド・ラパルティアンが村長を務める自治体サルゾーで、フィニッシュが繰り広げられる。ラスト2kmは微妙な上り坂だ。
■高低差図J SPORTS 編集部
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