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バスケット ボール コラム 2020年11月10日

全文公開!Bリーガー独占インタビュー:納見悠仁(新潟アルビレックスBB #21)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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納見悠仁(新潟アルビレックスBB #21)

高校時代に八村塁(ワシントン・ウィザーズ)のチームメイトとして、明成のウィンターカップ3連覇に大きく貢献した納見悠仁。青山学院大から島根スサノオマジックの特別指定選手として昨季Bリーグデビューを果たし、今季は新潟アルビレックスBBのコンボガードとして奮闘している。川崎ブレイブサンダース戦でプロとして初めてのダブルダブルを記録するなど、試合を重ねるごとに自信をつけ、活躍の機会も増えている。宇都宮ブレックスとの2連戦を目前にした11月6日の午後、納見に話を聞いた。

Q 新潟の一員としてホームゲームを戦う中で、雰囲気やファンのサポートといったことなど、ここがすごくいいなと感じる部分は?
「ホームでやっていても、応援してくれる皆さんは熱く、負けていても声を出せなくても(ハリセンなど)叩けるものを叩いてと、すごく大きな応援があると感じました。負けていても応援に来てくれるのはありがたいです」

Q シーズンの6分の1を終えて、チームの現状をどう捉えていますか?
「3勝7敗と負け越していて、負け方の悪い試合、得点を離されてしまったのもあるし、勝てる試合だったのにひっくり返されて負けてしまったりというところがあった。勝てる試合を勝ち切らないと上位には今後食い込めないと思うので、勝ち切れる試合をしっかり勝ち切るためのチーム力、チームとしてのバスケットボールをやっていかないと感じました」

Q 滋賀レイクスターズとの2戦目以降、アグレッシブに攻める姿勢とゲームメイクのバランスが良くなっている印象があります。新潟での役割がはっきりし、持ち味を発揮しやすい環境になっていますか?
「積極的に攻めて、1番(ポイントガード)だからといってゲームメイクだけというのは、自分が思い描いているものではない。点を取れてゲームも作れるということを意識してやるというのは、自分の中で今思い描いていることを少しずつ表現できてきています。シーズンの入りはうまくいかなかったんですけど、しっかり気持ちを切り替えてやることができているので、そこを続けていけたら結果に、次につながるんじゃないかと思います」

Q 試合に負けたから納得していないでしょうが、五十嵐を欠いた川崎戦で記録した12点、10アシストのダブルダブルは自分の今後に向けて大きなプラスでは?
「得点も2ケタ取れて、アシストのところに関しては終わってからわかったんですけど、パスを出した選手がしっかり決めてくれましたし、自分がスペースと周りを見えていたからパスが出せる。そうやってアシストができたというのは周りが見えているという証拠なので、イージーなミスをなくしながらやっていきながら、川崎相手にできたことを自信につなげていきたいです。強いチームがたくさんあるので、これくらいの結果が残せるようにアグレッシブにやっていきたいと思います」

Q 今はBリーグに入ってから最も自信を持ってプレーできている状態ですか?
「最初に比べたら気持的にも試合のプレー的にも全然違うと思います」

Q 五十嵐圭の後は自分が司令塔として牽引するという思い、もしくは、すでに自分が牽引するんだというアプローチで試合に臨んでいますか?
「圭さんはすごく落ち着きがあって、今までの経験とうまさがある。一緒に出ていて助けてもらっていることがたくさんあるんですけど、そこのレベルを上げるために自分でも打開できるようなところをもっと意識してやっていかないといけないなと思っています」

Q チームがこれから巻き返すために必要なことは何でしょうか?
「チームとして勝ち切れなかった試合はルーズボール、どっちになるかわからないボールを取れなかったり、リバウンドのところで負けてしまっているので、球際の部分を強くやること。あとは、コミュニケーションのところ。相手にサイズがあったりとか、ローテーションというところをしっかりできれば守り切れることもあったし、そのためにコミュニケーションのミスをなくしていかないと、イージーに点を取られてしまう。選手が代わってどんどん出てきたとしても、みんながコミュニケーションをとることができれば、もっと戦えると思う。そこの部分意識をしてやっていくことができれば、上に行けると思います」

文:青木 崇

【Bリーガーインタビュー】

新潟アルビレックスBB 21番/PG/SG 納見悠仁(取材日:2020年11月6日)

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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