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バスケット ボール コラム 2019年5月1日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 26】 ミニインタビュー:篠山竜青(川崎ブレイブサンダース #7)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 26】 ミニインタビュー:篠山竜青(川崎ブレイブサンダース #7)

ゲーム1の大敗を受けて、ゲーム2の篠山竜青は試合開始早々からハードに戦う姿勢を見せた。川崎ブレイブサンダースのチームメイトたちもキャプテンに呼応し、前半はリードを奪う時間帯も長かった。しかし、後半に試合を圧倒されて27点の大敗でシーズン終了。悔しさを噛み締めながら、いつもと変わらず真摯に取材に応じてくれた篠山の話を紹介しよう。

Q 今日で終わりましたが、どのようなシーズンでしたか?
「本当に川崎のファンの方、たくさんホームでもアウェイでも応援に駆けつけてくれて、非常にそういう部分の後押しというものは、自分がブレイブサンダースというチームに入団してから一番感じられたシーズンだったと思います。本当に今シーズンは苦しい状況が多い中で変わらずに、今日もそうですけど、最後の最後まで声援を送ってくれたファンの方に感謝したいなと。そのパワーをたくさん感じられたシーズンだったと思います」

Q 代表活動もあり、チームとして満足に集まる時間が取れなかったと聞いています。それを踏まえてですが、今日の試合でどううまくいかなかったのか? それをどのように次のシーズンに変えていきたいのか? ということをお話できますか?
「Bリーグ初年度、栃木さんとはファイナルで戦わせていただきました。その時は最後10点あるかないかの点差でしたが、この2シーズンでこれだけ(力の)差をつけられたところの悔しさをすごく感じています。“このメンバーが変わらない”というような言い方を川崎もしてもらうことが多いですけど、外国籍選手はニック以外のところが毎年変わりながら、出て行く選手はいるけれども外から取ってくるというわけではなく、生え抜きで学生から取ってきて成長させていきながら頑張るというスタイルを続けてきました。なかなかそこでトップチームと言われるグループに、今年は残念ながら食い込めなかったのかなという印象があります。本当に簡単な部分だと思いますけど、意識であったりディフェンスだったり、大きく変えなきゃいけないという危機感はあるので、この悔しさは絶対に忘れてはいけない。初年度の準優勝という悔しさもありますけど、それより何か大きな危機感を感じています」

Q インサイドが川崎の強みであり、レギュラーシーズン4試合ではペイントでの得点が10点以上を上回っていましたが、この2試合は逆に抑え込まれ、今日は28点でした。栃木の対応がどう違うと感じましたか?
「基本的には同じだったと思います。特に変わったことはしてきませんでしたし、レギュラーシーズンからダブルチームとかが頻繁に行われるわけでもなかったので…。本当に自力で、1オン1のところで守り切られたという印象ですかね」

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 26】 ミニインタビュー:篠山竜青(川崎ブレイブサンダース #7)

Q ターンオーバーが6つありました。栃木のプレッシャーはレギュラーシーズンからわかっていたと思いますが、チャンピオンシップになってより一層強度を高めてきた感覚がありましたか?
「どうなんですかね。久々でしたので、レギュラーシーズン最後に戦ったのが1月(26日)なので、こういう言い方していいのかわからないですけど、中地区にはないディフェンスだと思います。そこの部分で栃木のディフェンスに慣れるまで、少し時間が要るだろうなというイメージはしていました。初日の前半は苦しむだろうなという覚悟を持ってこのシリーズに乗り込みましたけど、対応というのが後手後手になってしまった部分はあると思うし、結局今日の後半なんかも落ち着いてセットをコールするというよりは、とにかくボールラインを下げてローポストに一度預けてからバスケットを展開してほしいということで意識していましたけど、ハーフライン付近でのプレッシャーに対してボールを押し込めなかった。そこからどういうオフェンスを展開していくのか曖昧なまま、なかなかオフェンスを整備できないまま、僕もなあなあな中でやってしまったので、一瞬の感覚だけで行けそうだからパスを出す、そこにディフェンスがいるから取られるというところが連続してしまったというのは非常に勿体なかったと思いますし、自分のポイントガードとしての力量不足かなと思います」

Q 昨日も今日も点差が開いてしまいましたが、連戦で昨日の後に今日というのは、わかっていても立て直すのが難しかったですか?
「昨日あそこまで点差が離れてしまったので、今日は切り替えてやるしかないと思っての前半だったんですね。最後比江島選手に3Pやられて4点(ビハインド)になりましたけど、ついて行けているという手応えはあったんですが、やはり後半の出だしのところでガス欠とまで行かないですけど、かなりディフェンスのインテンシティを高めてやっていたので、そこが脚にきていた部分はあるのかと思いますね」

Q 前からのプレッシャーがきつくなり、ポストへのエントリーパスが相手に読まれやすかったことは、ターンオーバーにつながったと思えますか?
「うちがこだわってローポストからというのは向こうもわかっていたと思いますし、そこの裏を突いて違う展開という余裕みたいなものが今シーズンはそこまで持って行けてなかったかなと。昨日も今日もそうですけど、すべて後手後手だったというところがあるかもしれないですね」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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