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【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 22】 層の厚い千葉でベンチ陣の一角として存在感を示し始めた田口
B.LEAGUEコラム by 青木 崇田口成浩は今季、覚悟を持って秋田ノーザンハピネッツから千葉ジェッツに移籍してきた。B1制覇を目指すチームは選手層が厚く、出場時間を得るための競争も激しい。大野篤史コーチはこう語る。
「彼自身苦しんでいるシーズンだと思うんですね、僕がディフェンスをしないと使わないので…。彼がマッチアップしなければいけないのは相手のエースだったり、日本人のエースだったり、そういうタイプのプレーヤーばかり」
3月30日の栃木ブレックス戦、千葉は11点リードで迎えた3Q序盤に遠藤祐亮が3本の3Pとドライブで得点する事態に直面。大野コーチはタイムアウトを取ると、石井講祐に代えて田口を起用する決断を下す。「自分がなんとかしてリズムを変えられれば」と語ったように、田口はその後、遠藤の得点を5に限定させることに貢献。オフェンスでもフリースロー3本、トランジションからオープンの3Pシュートを決め、栃木の追撃を断ち切るうえでいい仕事をしていたことは、大野コーチが「自分がシュートを決めていればいいというマインドを取り除いて、ディフェンスをやるというところをしっかり表現してくれるようになってきているで、彼のパフォーマンスには満足しています」と語ったことでも明らかだ。
ここ5試合の平均が19.2分と、シーズンの経過ともに田口の出場時間は増えつつある。大野コーチの言葉どおり、ディフェンスの質を上げてきたことでチャンスをもらい、30日の栃木戦はその期待に応えたと言っていい。千葉で必要なディフェンスの質に到達するまでには、当然のごとく時間が必要だった。
「秋田から来てシステム、(チーム)ルール的なことも違いますし、そこにアジャストすること、体の動きも秋田のものが染み付いていましたので大変でした。でも、そこはしっかり初心に戻って、“自分は下手くそなんだ。ディフェンスが悪いんだ”という気持を持って、原(修太)だったり、石井さんだったり、アキ・チェンバースだったり、(小野)龍猛さんだったり、自分のポジションの人たちをしっかり見て、どのようなディフェンスをしているのかを学び、失敗しながら成長できたのかなというのはあります。いつアジャストできたのかといえば、まだまだできていない部分があると思いますので、もっともっと成長したいなと思っています」
田口が初心という言葉を使った裏には、秋田の中村和雄元ヘッドコーチの下で飛躍への階段を登り始めた頃と似た状況という認識があるからだ。一つのミスや強い気持を失っている瞬間があれば、すぐに出場機会を失うことを意味する。だからこそ、危機感を持って日々の練習に取り組み、その成果がここ5試合の出場時間増、栃木戦でのステップアップにつながったと言っていいのかもしれない。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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