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バスケット ボール コラム 2019年3月16日

【Bリーグ 2018-19第28節 新潟 vs 川崎プレビュー】川崎#14辻&#22ファジーカスのピック&ロールをどう守る?ゲーム差は「3」中地区の首位決戦!!

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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【Bリーグ 2018-19第28節 新潟 vs 川崎プレビュー】川崎#14辻&#22ファジーカスのピック&ロールをどう守る?ゲーム差は「3」中地区の首位決戦!!

川崎ブレイブサンダースが調子を上げてきた。ここまで、代表戦における中断期間を挟み、6連勝と好調だ。ライジングゼファー福岡戦では主将#7篠山竜青が8/8で3Pシュートを沈め、延長を制した。勝負強さが光る。

対する新潟アルビレックス、開幕からの好調を維持、首位を走っている。サンロッカーズ渋谷に手痛い連敗を喫したが、続く富山グラウジーズ戦では、失点を50点に抑えて勝利。貫録を見せた。現在、川崎との勝ち差は「3」である。ここまで、両チームの戦績は川崎の1勝。直接対決の行方は地区内順位にも大きな影響を与える。大切な2連戦だ。

今節では、#54ダバンテ・ガードナー、#34ラモント・ハミルトンら両外国籍選手のピック&ロールに対する守備に着目している。渋谷戦では『ICE』と呼ばれる戦術を採用。これは、インサイドプレイヤーがベースラインを守り、元々のマークマンがミドルラインを守る方法である。しかし、渋谷#9ベンドラメ礼生などにベースラインドライブを許す場面も多かった。また、この戦術の場合、外に出たスクリナーの3Pシュートも防ぎにくい特徴がある。

対する川崎は、リーグ屈指のコンビでもある#14辻直人、#22ニック・ファジーカスのピック&ロールを武器としている。両選手はプレーの引き出しが多く、ピック&ロールに対し、多彩なオフェンスを可能としている。事実、前回の対戦では、#22ファジーカスは今季最多の7本の3Pシュートを放ち、4本を沈めている。新潟としては、ここの失点を抑えたい。渋谷戦での敗戦を踏まえ、ピック&ロールのDF戦術が重要になるはずだ。

また、勝負を決する場面でのディフェンスの強度を維持できるかも勝敗に影響するだろう。川崎は、#21バーノン・マクリン、#31シェーン・エドワーズを含めた布陣でインサイドの選択肢が豊富。インサイドでも存在感を発揮する#32池田雄一、#11鵜澤潤らの活躍が不可欠だ。

非常に個性の強いチームを束ね、勝利を積み上げてきた新潟のフロアリーダー#7五十嵐圭、#3柏木真介、元日本代表コンビらのゲームメイク、両チームHCのゲームプランにも注目したい。

代替画像

片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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