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バスケット ボール コラム 2019年3月4日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 18】ミニインタビュー:柏木真介(新潟アルビレックスBB #3)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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3月3日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦、柏木真介はシュートの調子がいまひとつで、FG7本中1本成功の2点に終わる。しかし、ターンオーバーなしの6アシスト、スティールも2本と攻防両面で新潟アルビレックスBBの逆転勝利に貢献。五十嵐圭との連携もすばらしく、経験豊富なベテランガードとして存在感を示している柏木に、古巣との試合後に話を聞いた。

Q タフな中でも勝ち切ったゲーム、振り返ってみてどうでしたか? 「結果として連勝できたのは、すごくチームとしてよかったです。名古屋戦は大事な2連戦だったので…。内容としてはバイウィーク後ということもあって、まだまだ修正しなければならないことが多くあったとわかった試合でした」

Q 攻守両面ですか?
「そうですね。ディフェンスのコミュニケーションだったり、今までやってきたことでちょっとしたズレができてきたり、オフェンスもチームでやっていたものが個で頑張り出した。そういったところは、ちょっとゲームから離れた影響が出たなと感じました」

Q 新潟はすごく成績を上げていますが、今季加入してみてこのチームの強さをどのように思っていますか?
「もちろん、チームの約束事をみんなで徹底してやろうという意識が高いからだと思います。考えてやるようになってきたと思います。今までは多分、チャンスがあったら(シュートを)打つとか、シンプルなことをやっていたと思うんですけど、勝負の駆け引きなどをチームとして学んでいる時期なのかな。(新潟に)入ってからゲームをこなすにつれて変わっている部分があり、技術練習はうちも含めてどのチームもやりますけど、それ以外のバスケットを勉強しているところが、今までと違うところじゃないかなと思います」

Q それをチームにもたらしているのが、柏木選手では?
「そういう部分に関してはすごく僕も意識していて教え込んでというか、気がついたら特にボールのない動き、スペースのタイミングでどう動くかということでアドバイスをしている。あとは自分のプレータイムがあるので、言葉で言わなくてもプレーで見せることができる。それが一番手っ取り早いというか、そこがチームのプラスになっているところかなと思います」

Q ここ数年はプレータイムが少なかったので、これまでの疲労が蓄積した状態ではない状態でシーズンに臨めていることが、いいパフォーマンスにつながっているのですか?
「体のコンディションは三河を出る時からよかった。もちろんそれがなかったら、悪かったら三河に残れていない。去年名古屋に行った時、チームは世代交代だったので、(若手を)サポートするベテランということが理解できるので、その役割を全うしただけ。逆に新潟ではプレータイムがたくさんあって、プレーで示さなければならないので、その違いだけだと思います。新潟に来てプレータイムが長くなっているのは、最初きつかったですね、正直。やると慣れてくるので、意外に持つんですよ。長く出してもらっているので、ゲーム感といったことが戻ってきています。それは新潟に来て去年と違う役割をやっていることによって、自分自身も忘れかけていたというか、プレータイムがなかった分できなかったことを今はできているかなというのがあります」

Q ジェリコ・パブリセビッチコーチの厳しい練習を日本代表で経験してきたから、その時の貯金として残っている感じでしょうか?
「元々体力はあった。プレーしていないとどうしても体力が落ちてしまうものですけど、このチームはベテランを使ってくれる。名古屋ではサポート役ですけど、今はベテランが引っ張っている。それが僕自身にとっていい方向に行っているかなと」

Q サポート役ではなく、試合に出ていることでの充実感がありますか?
「そうですね。プレーできるのは改めてうれしいですし、ありがたみを感じます。逆に、この立場で出るということは、若手に対してもしっかり示さなければいけない。ここにはバスケットを楽しもうという思いで来ているから、その中でチームの目標に手助けできたらいいなと。今はとにかくバスケットを楽しむことを第一にやっていますね」

Q レギュラーシーズン残り18試合、新潟はチャンピオンシップに向けてすごくチャンスがあるチームですね?
「まずはチャンピオンシップ(進出)がチームの目標なので、それを達成すること。その先はいくらでもチャレンジできるので、まず(チャンピオンシップ)進出を決めて、(そこから)優勝できたらなと思います」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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