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バスケットボールは時計が0:00になるまで、何が起こるかわからないスポーツ。20点のリードを奪っても、決して安心できるような点差ではない。NBAの話になるが、ロサンジェルス・クリッパーズはわずか8日間で2度、それも敵地で25点、28点差を逆転して勝利している。
20点差がセーフティーリードと言えない理由の一つは、3Pシュートによるところが大きい。クリッパーズは大逆転勝利を手にした2試合とも、3Pシュートを10本以上決めていた。3Pシュート成功数が試合に大きな影響を及ぼすことは、B1も決して例外でない。数分で3?4本入ることで一気に点が広がることや縮まることは、どの試合でも起こりうる。
最近の例としては、2月3日の栃木ブレックス戦で2Qの20点差を1点差まで詰め寄った千葉ジェッツをあげることができる。富樫勇樹が2本の3Pシュートを決めて13点差で前半を折り返すと、3Q開始からの4分半で石井講祐が2本、マイケル・パーカーと富樫が1本ずつ決めたことによって、45対46まで追撃した。千葉はその後突き放されて敗れたといえ、ディフェンスで相手を止めることと3Pシュートが立て続けに決まるという両方が重なると、点差が一気に縮まることを示したと言えよう。
40試合を終えた時点での各チームの3Pシュート成功数をチェックしてみると、地区首位の千葉ジェッツ(358本)、新潟アルビレックスBB(338本)、琉球ゴールデンキングス(327本)がいずれもトップ5に入っている。33勝7敗の千葉を1ゲーム差で追う栃木ブレックスは、昨季の数字まであと27本に迫る330本。今季の本数が増えた要因は遠藤祐亮のステップアップで、169本中79本成功の46.2%という数字を残している。ちなみに、B1最も多く成功させているチームは西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズとなっている。
逆に成功数の少ないチームは秋田ノーザンハピネッツ、滋賀レイクスターズの順になる。川崎ブレイブサンダースは中地区2位の成績を残しているものの、辻直人の故障離脱も影響したのか、B1全体で16位(232本)。中地区首位新潟との差を詰め、3位シーホース三河との追撃から逃げ切るには、ニック・ファジーカスやバーノン・マクリンをサポートするうえでも、3Pシュート成功数を増やすことがカギになると見ている。
シーズンもあと20試合。チャンピオンシップ進出とB1生き残りをかけた戦いはより激しくなるだろう。ディフェンスとリバウンドは勝利を手にするうえで非常に大事だが、3Pシュートがオフェンス面で勝敗を左右する要素という気がしている。ちなみに、今季3分の2を終えた時点で調べたところ、勝ちチームが3Pシュート成功数で負けチームを上回ったのは、全試合の約61%を占めていた。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
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