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バスケット ボール コラム 2019年1月21日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 14】ミニインタビュー:ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷 #9)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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シーズン序盤に陥ったチームの低迷について、ベンドラメ礼生はポイントガードとして仕事ができなかったことだと痛感していた。しかし、持ち味や特性を考慮すれば、試合中にシューティングガードもこなすコンボガードがピッタリ。26点と大活躍で勝利の原動力となったレバンガ北海道戦は、ベンドラメのいいところが存分に発揮された試合だった。

Q 5点差で競り勝ちましたが、自身のパフォーマンスについてはどう思いますか? 「アウトサイドもしっかり入りましたし、ドライブでスピードを生かして相手をうまく抜いてレイアップに行けたのはよかったなと思います」

Q 4Qのスタートからビッグラインナップの2-3ゾーンをやったのが印象的でした。そこでポイントガードをやった際、いい形を作ることができたのでは? 「大きいラインナップでポイントガードをやった時、何をしようか迷ってしまう。ライアン(ケリー)が3番(スモールフォワード)で出て、(長谷川)智也さんがウイングにいて、だれにボールピックを使わせるのが一番いいのかを考えた時に、自分に最終的にボールが戻ってくるフォーメーションを使ってみる。そういうのはいい判断だったかなと。それで、ライアンがスクリーンしてインサイドを攻めたりできたのはよかったと思います」

Q ゲーム中の状況判断という部分では、納得できるパフォーマンスでしたか? 「ベンチの声かけもあって、(清水)大志郎さんや伊藤(駿)さんのおかげで、毎回しっかり考えることができたというのもありますけど、試合の締めが良くなかったというのがあるので、そこはガードとしてもうちょっとやりようがあったかなと」

Q ゾーンはチェンジングで、コーチは長く引っ張りすぎたと言っていましたが、シーズンの今後を考えると、渋谷にとって一つの武器になり、使える目処がついた感じがするのですが、やっていたどう感じましたか? 「今回はたまたま折茂(武彦)さんを止めるため、ウイングに張ってトップを空けるシチュエーションで松島(良豪)さんが3本くらいスリーを決めていた。そういっただれかを空けるという選択は、もしかしたら北海道だったからできたからかもしれない、他のチームだったらできないかもしれない。そこの守り方というのはうまく1人で2人を守る、(それを)前の2人がお互いにできないと、シュートがうまい人がいればシュートを打ち放題のゾーンだったと思いますし、ハイポストのところも簡単につながれて、だれが守るのかというシチュエーションもありました。まだまだ課題のあるゾーンだと思いましたけど、あれだけ大きいと相手もパスをしづらいでしょうし、そこを生かしてもうちょっとアグレッシブにプレッシャーをかけることが必要かなと」

Q 前にいるガード2人の役目が大事? 「前の2人が動く、ゾーンはコミュニケーションが大事なので、シューターがどこにいて、だれがボールを見てといった声かけも大事。1人がサボってしまうとうまくいかないと思うので、そこは経験かなと思います」

Q 天皇杯の準々決勝で栃木ブレックスに負けてから、チームとして1番の反省点はどんなことでしたか? また1週間後対戦するわけですけど…。 「やはりリバウンドのところは、ライアンとロブ(サクレ)に任せきりだったかなというのがありますね。彼らがブロックショットに飛んだ後のリバウンドを(ジェフ)ギブスに簡単に取られた部分もありましたし、ガードも参加するべきだなと試合をして思いました。そこはムーさん(伊佐勉コーチ)も強く言っていたので、(病気で)試合にいなかったですけど(笑)。そこが一番大事かなと。接戦にはなるんですけど、大事なリバウンドを1つで負けるという試合ばかりなので、そこをもっと意識しなければいけない。

Q そのリバウンドを一貫して奪うことができれば、今のチームならば成績が上がると感じていますか? 「勝負所のディフェンスでは、リバウンドのところが一番キーだと思っています。オフェンスの面でしっかり決めるだけの心の持ち方というか、1人1人がレディー(準備)しておかなければいけないと思います。ロブとライアンにボールを入れてしまうと、見てしまうところがあるので、全員が“オレが決めてやる”という気持を持ってコートになっていないと、接戦を勝ち切ることはできないと思っています」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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