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バスケット ボール コラム 2019年1月4日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 12】ミニインタビュー:ミルコ・ビエリツァ(アルバルク東京 #51)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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今季アルバルク東京に入団したミルコ・ビエリツァは、ジャワッド・ウィリアムズとローテーションしながら起用されている。これまでのキャリアにない出場パターンに少し戸惑いながらも、ヨーロッパでの経験が豊富なベテランは順応しつつある。それは、チーム最多タイの22点を記録した12月26日のサンロッカーズ渋谷戦で、インサイドでもアウトサイドでも得点できることを示したことでも明らか。勝利の原動力となった一戦後、ビエリツァに話を聞いた。

Q シーズン最多の22点を記録した自身のパフォーマンスはいかがでしたか? 「重要な試合に勝つことに貢献できたわけだから、今夜のプレーについては満足している。自分の持っているものをすべて出せるように全力を尽くしたし、高いパフォーマンスを見せることができたね」

Q 2ケタ得点を奪う試合が続いていますが、調子がいいという感じはありますか? 「コート上ではより心地よくプレーできているし、故障後はコンディションを戻すためにハードにやってきた。調子は徐々に上がってきているので、今後も自分の持ち味を出していければと思う」

Q 試合に出られる時と出られない時がありますけど、好調さを維持するために重視していることは? 「短い間に多くの試合でプレーするのはすごく難しい。これまで長いキャリアを過ごしてきたけど、このようなことは初めて。私とジャワッド(ウィリアムズ)はもう一人の外国籍(アレックス・カーク)よりも年齢が高いので、ケガを防ぐためにお互いをプロテクトできる点でいいと思っているし、徐々にだけど順応できるようになっている」

Q ライアン・ケリーを12点に抑えたディフェンスについては? 「チームとしてよくやったと思うし、彼らを74点に抑えた。ケリーはディフェンス戦術で抑えなければならないポイントだったので、12点に限定したことでもディフェンスは機能したかな」

Q 今日で今季12試合目になりますが、Bリーグでプレーすることに慣れてきた感じはありますか? 「外国籍選手にとってはどのリーグもタフだし、ここは私の故郷からすごく離れた場所。Bリーグはヨーロッパで慣れてきたものと違うし、コーチのやり方やチームメイトを受け入れ、対戦相手などすべてのことにおいて、順応への時間が必要だ。シーズンが始まったころはこれらのことに直面したけど、今はうまくやれていると思う」

Q 今日の試合ではいろいろなオフェンスのスキル、ピック&ポップ、ドライブ、ポストアップなどを見せてくれたと思いますが、実際のところどうでしたか? 「シーズン早々にある記者が“最大の強みは何?”と質問してきたけど、どれがメインは話すことができなかった。バスケットボール人生を通じて、私は必要なすべてのことを練習してきたからね。自分には数多くの武器があるし、これはチームにとっても私にとってもいい結果だったと思う。このリーグでプレーするには、パワーフォワードでもセンターでもプレーすることを受け入れなければいけない。外国籍選手が2人しか出られないわけだから、我々にとって大きなプラスになるね」

Q 試合中にケリーが椅子引きディフェンス(空気椅子をやるようなバランスを崩させること)を2度やってきましたが、1度ターンオーバーを犯してしまった後はうまく対応した点でも、いい仕事をしていたのでは? 「私は経験豊富な選手だし、こういったトリックに直面するのも初めてじゃない。確かにトリッキーなディフェンスかもしれないけど、いい選手で賢いから彼のことをリスペクトしているし、NBAの経験もある。いいマッチアップだったね」

Q 自身も何かトリックを持っているのですか? 「説明するのは難しいよ。選手としては、一瞬で何をやるのかを判断しなければならないからね。(ロバート)サクレのようなこのリーグをフィジカルで支配できる選手は、ディフェンスするのがとても大変だ。姑息なことはディフェンス面で賢いことになったりすることもあるけど、最終的に我々が試合に勝てたことにすごくハッピーだ。渋谷はすごくタフな相手だからね」

Q ヨーロッパで多くの経験を積み、いろいろな選手とプレーしてきました。そういったことが、新しいリーグでプレーすることになっても役立っていますか? 「このリーグにいる多くの外国籍選手は、同じチームに在籍したことや対戦したことがある。今のチームメイト、アレックスとジャワッドとは実際に対戦したよ。このリーグには素晴らしい外国籍選手がいるし、とてもフィジカルの強いアメリカ人選手の存在が、試合の質を高めている。将来もっと強いリーグになると思う」

Q アレックスとジャワッドがチームメイトになったのは奇妙な感じですか? 「奇妙かもしれないけど、プロ選手として15年目を迎えていて、10チームに在籍してきた。だから、数多くの選手とプレーしてきたわけだから、ある意味ノーマルなことでもあるね」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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