人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

バスケット ボール コラム 2018年12月17日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 10】ミニインタビュー:鈴木達也(三遠ネオフェニックス #15)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
  • Line

家庭の事情でロバート・ドジャーがチームを去り、ウィリアム・マクドナルドとジョシュ・チルドレスは今季途中での入団と、三遠ネオフェニックスはチーム作りで苦労している。そんなチームを牽引するキャプテンの鈴木達也も、故障から復帰してから約1か月半と万全と言えない。サンロッカーズ渋谷相手のアウェイ戦2連敗は、シーズン途中でチームを作り直さなければならないチームの現状を示すもの。ここから這い上がるためにチームとして必要なことや、自身の状態などについて、渋谷との2戦目後に話を聞いた。

Q ドジャーが抜けたことで新たなチーム作りがスタートという感じになっていますが、キャプテンとしてどのような方向性を目指してやって行こうと思っていますか? 「今日結果的に残念な負け方をしてしまって、ヘッドコーチも言っていましたが、この敗戦をポジティブな方向を向くか? 頭を下げてしまうか? 僕たちはポジティブな方向に向かっていかなければならないので、一人一人が今週の練習をしっかりやって、各々が責任を持って試合に臨む、準備をすることが大事だと思っています」

Q 鈴木選手自身は故障から戻ってきたわけですけど、コンディションが上がっている感触はありますか? 「僕も長期離脱したのは初めてだったので、正直なところできあがっているチーム戻るというのが大変な部分もありました。今でもまだ状況判断の部分であまり本当の意味でベストコンディションになっていないと思うプレーが多々あるので、早く近づけるようにしたいです」

Q チルドレスもマクドナルドも途中で入ってきたことを考えると、チームは大変な状況ですよね? 「正直言って大変な部分が多いですけど、それでもポジティブにやっていく姿勢をキャプテンであると同時にポイントガードでもあるので、チームの道標としてみんなにこれから伝えたいと思います」

Q あなたのアシストが増えると、チームとしてうまくいくという実感はありますか? 「もちろん、それはあります。今日の試合に限って言えば、渋谷さんがそれをさせないようなディフェンスをしていたと感じましたので、これからどうやって改善していくことかなと思います」

Q コーチはピック&ロールのディフェンスがダメだったと話していました。プレーしていてどうでしたか? 「特にベンドラメ(礼生)選手のところが多かったので、僕よりもマッチアップしていた選手がいたと思うんですけど、ピック&ロールのディフェンスはボールマンとビッグマンのコミュニケーションが大事なので、そういったところの理解をもっと深めていかないと、これからまた同じことが起きてしまう。ピック&ロールのディフェンスは早急に改善しなければと思っています」

Q 水曜日に試合がないことからも、この1週間の練習は重要ですね? 「大事になると思いますし、以前にもピック&ロールのディフェンスをしっかりやっていこうと言っているのですが、なかなか練習でやってもうまくいかないというのが実際に起きてしまっている。そこを徹底できるようにこれからも練習と試合を重ねていって、チーム全体でステップアップしていく必要があると思います」

Q オフェンスをクリエイトする立場として、現状をどのように捉えていますか? 「現時点でウィル(マクドナルド)とチル(チルドレス)でやらなければいけない状況ですけど、まだチームが今まで4番(パワーフォワード)5番(センター)の外国籍選手でやっていたのとまったく違う状況になるので、5番と3番(スモールフォワード)という形でチルが頑張って4番をやってくれるときもありますけど、まったくチームが変わる。本当に早急にチームとしていい方向に向き変えればいいと思いますけど、なかなかバスケットボールってそんなすぐに変わるものじゃない。ラインナップが変わったので、それに順応していく必要があると思います」

Q 一つでも勝てると、チームの雰囲気が大きく変わりそうですね? 「その通りだと思います。うまく行っているところもあるので、そこは悲観的にならず、いいところを伸ばしてダメなところをすぐにでも改善したい。それだけですね。1回気持よく勝って、簡単ではないですけど、何かをきっかけにして浮上していきたいです」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
バスケット ボールを応援しよう!

バスケット ボールの放送・配信ページへ