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バスケット ボール コラム 2018年11月19日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 7】ミニインタビュー:晴山ケビン(京都ハンナリーズ #7)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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京都ハンナリーズ在籍2年目の今季、晴山ケビンは活躍の機会を増やしている。特に3Pシュートの貢献度が上がっており、すでに9試合で2ケタ得点を記録。浜口炎コーチが「すごくよくなってきていると思います。打つところでしっかりうっていますし、リバウンドも体を張って、4番もできるようになってきています。順調に成長していますし、すごく期待しています」と語るように、チームに欠かせない戦力へと成長中のフォワードに、11月18日のサンロッカーズ渋谷戦後に話を聞いた。

Q 京都で2シーズン目を迎えましたが、自分の役割についてどのように思っていますか? 「今シーズンの自分はシューターとして使われていて、ディフェンスでは1対1、4番ポジション(パワーフォワード)がファウルトラブルになった際にヘルプし、一人で守れるようなことを求められていると思います」

Q レベルに違いがあるといえ、大学の時に4番をやっていたということからすれば、アジャストに関してはそれほど苦労していないという感じでしょうか? フィジカルやサイズの部分で違いはあるでしょうが…。 「自分はあまり考えすぎず、高さで叶わない部分があると思うので、平面、横の動きでとにかくカバーして、仲間のヘルプといった助けがあれば、日本人でも外国人選手につけますし、40分間つくわけではないので、少しずつ騙しながらもやり方があると思います。そこは、みんなで協力して守るという感じでやっています」

Q 頭を使っての対応ということですか? 「そうですね。真っ向勝負では絶対に負けるので、NBAを経験した選手につく場合もある。そこはたくさんやり方があると思うから、もっと自分も研究しなければいけないところだと思います」

Q ハンナリーズの先発スモールフォワードに定着してきましたが、自分のプレーに対する自信のレベルがかなり上がったのでは? 「今シーズンはヘッドコーチから信頼されていると感じますし、その信頼に応えなければいけないですし、先発で出ているからには仕事をしっかりこなせる選手にならなければいけないので、そこはもっと数字や(数字に)見えないところでのハッスルプレーを頑張っていきたいと思います」

Q 試合前の平均が9.4点で、10点までもう少しというところまで来ています。得点に対する意識は昨季よりも変わりましたか? 「最近はみんなに“2ケタ取っているね”と言われますけど、自分の仕事は点を取ることでなく、シュートを打つこと、打ち切るということです。チームメイトもケビンが打つとわかっていれば、リバウンドや次のディフェンスの準備といった動きが自然とできていると思うので、そこは“あれ、打たないの?”じゃなく打ち切るということ。調子がよければ点数も伸びてくると思いますし、それを継続できるような選手になれるように頑張っていきたいです」

Q 前日の終盤に決めた3Pシュートは、今話したことの典型的な例ですか? 「あれもちょっとあの場面で打とうか迷ったんですけど、コーナーに伊藤達哉がいて“打て”という声が聞こえたので、チームメイトもそう思っていることだったので、自分で思い切り打ち切ることができました」

Q シューターとして信頼されてきたという印象がありますか? 「まだまだ岡田優介さんみたいな信頼は勝ち取っていないので、彼の全盛期は本当にすごかったし、今もすごいので、超えられるようなシューターになれるように日々努力しています」

Q 課題や向上したいと思っていることは何ですか? 「もっとオフェンスのレパートリーを増やせれば、自分が中にドライブできる選手になったり、自分から1対1を仕掛けられる選手になれば、達哉の負担が減らせると思うので、そこが自分の課題かなと思っています。ディフェンス面ではリバウンドを平均で5?6本取れれば、もっとビッグマンのヘルプになれるかなと思います」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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