人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

バスケット ボール コラム 2018年10月29日

【2018-19 B.LEAGUE NOTEBOOK 4】ジャーニーマンと呼ぶよりも、ソープはチームが困った時に信頼できる外国籍選手

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
  • Line

2014年の栃木ブレックスを皮切りに、レバンガ北海道、サンロッカーズ渋谷、岩手ビッグブルズと渡り歩いたジャマール・ソープ。夏に3x3でプレーするなど、日本でのプロ生活も4年を経過したが、今季はBリーグ開幕時点で所属先がなかった。

しかし、Bリーグ関係者のほとんどが「いい人」と話すように、ソープの人間性はプレー以上に評価が高い。「私はスタッツを気にしない。チームメイトが数字に出ない私のプレーに対して感謝してくれているし、勝利に貢献できることをやり続けるだけだ」と言うソープは、2015-16シーズンのレバンガ北海道を除くと、日本のチームにシーズン途中で入団するパターンが多い。

10月16日に契約した大阪エヴェッサも、エクゼビア・ギブソンの故障離脱による戦力不足をカバーすることが獲得に至った理由。アメリカから新たに選手を探すよりも、日本での経験があって性格面で評判のいいソープに声がかけたというのは、昨季のサンロッカーズ渋谷も同様だった。また、ジョシュ・ハレルソンと一緒にプレーしていたことも、大阪にとっては獲得しやすかった一因と言っていい。

「日本でバスケットボールができることをすごく気に入っている。みんなすごくプロ意識がしっかりしているし、バスケットボールに対する姿勢も真剣そのもの。ファンの基盤も強くなっているし、ここ数年ですごく発展している」

こう語るソープはヒューストン大のキャリアを終えた後プロとなって以来、毎年チームを渡り歩くジャーニーマン生活を続けている。しかし、栃木を皮切りに日本でのプロ生活が5年目を迎えていることは正に“Mr. Dependable”、困った時に信頼できる選手と言っていいだろう。

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
バスケット ボールを応援しよう!

バスケット ボールの放送・配信ページへ