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バスケット ボール コラム 2018年10月19日

【Bリーグ 2018-19第4節 千葉 vs 新潟 プレビュー】前評判通りの強さを見せる千葉と、好調維持する新潟が激突

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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千葉ジェッツが前評判通りの強さを見せつつある。第2節で三遠ネオフェニックスに2連勝、勢いそのま ま、第3節ではレバンガ北海にも勝利。連勝を3に伸ばした。

昨年、同一カードでの連敗はアルバルク東京に喫した1度のみ。いきなりの連敗スタートとなったが、大崩れすることなく勝ち星を重ねている。例えば、開幕節では新加入#5田口成浩も持ち味を発揮しきれずに苦しだ。3Pシュートの成否よりもむしろ、ディフェンスにおいて後手を取ってしまっていた。それは、川崎#0藤井祐眞に振り切られてバスケットカウントを喫してしまった場面が象徴する。

しかし、その後の試合で出場機会を得ると精力的なディフェンスで貢献。その上で、得意とする3Pシュートを沈めて勝利に貢献した。『アグレッシブなディフェンスから走る』というチームのスタイルを体現する中で、存在感を増しつつある。明確な指針を打ち出す千葉ジェッツとしても、新加入選手の存在感の増し方としては望ましいプロセスではないか。

冷静な状況判断で戦術を着実に遂行する#27石井講祐、ディフェンス力と走力が光る#10アキ・チェンバース、今季はまだ出場機会を得られていないが、シュート力と身体接触に強さのある#31原修太らと共に、各々が特徴を持つウィング陣。チーム内で切磋琢磨を繰り返す中で、今期の千葉のセールスポイントになっていくのではないか。

アウェーの千葉戦へ挑む新潟アルビレックスは好調な滑り出しで勝ち星を順調に重ねている。B1へ復帰し、エネルギー全開で挑む秋田ノーザンハピネッツに連勝すると、同地区の三遠ネオフェニックス戦でも失点を48に抑えて勝利。チームの顔である#54ダバンテ・ガードナー、#34ラモント・ハミルトンの両外国籍選手は、得点力に加え、状況判断にも優れる万能型。オフェンスの起点となり、的確なパスをチームメイトに供給。秋田戦で5本の3Pシュートを成功させた#32池田雄一ら、頼れるベテランシューター陣との相性も抜群である。

また、2006年バスケットボール世界選手権(現ワールドカップ)で日本代表を牽引したガードコンビである#7五十嵐圭、#3柏木真介の両ガードは非常に面白い存在。溌溂としたプレーを見せる#18森井健太、新加入の#16渡辺竜之佑らと共存し、的確なゲーム展開が光る。激しいディフェンスを武器とする秋田戦でも不要なターンオーバーを抑え、的確な場所へパスを供給し続けた。

昨年、新潟はホームで千葉に連敗。今季、ここまで、様々な選手の組み合わせを見せる庄司HCであるが、千葉戦での選手の組み合わせには頭を悩ませるのではないか。北海道戦で、90%を超えるシュート成功率、16リバウンドをマークしたマイケル・パーカー選手、3Pとポストアップで脅威となる#34小野龍猛、両選手の存在は対戦相手にとって常に脅威になる。インサイドを支えていた遥天翼選手は福岡へと移籍しただけに、前述の#32池田、または、#11鵜澤潤の活躍が不可欠。

昨年、新潟はCS出場まで、3試合分の勝ち星が足りなかった。強豪の千葉に敵地で勝利を掴む事は、中地区の上位戦線を戦い抜く為にも重要だ。


■放送予定
10月20日 (土) 午後5:00~午後7:30 生放送
Bリーグ 2018-19 第4節
千葉ジェッツ vs. 新潟アルビレックスBB

代替画像

片岡秀一

埼玉県草加市出身。1982年生まれ。 ゴールドスタンダード・ラボの編集員としてクリニックレポート、記事の企画・編集や、クリニックなどの企画運営をし、EURO Basketball Academy運営も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。

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