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バスケット ボール コラム 2018年5月28日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 31】ミニインタビュー:馬場雄大(アルバルク東京 #6)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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大学4年のシーズンをスキップし、アルバルク東京とプロ契約を結んでB1デビューを果たした馬場雄大は、千葉ジェッツとのファイナルで持ち味を発揮。3Qでテクニカルファウルを吹かれたものの、それでより冷静になってプレーし、4Qだけで10点を奪って、点差をさらに広げる要因になった。ルーキーながら優勝に貢献し、喜びを爆発させた馬場が試合後に話した内容を抜粋して紹介する。

Q 自分自身で決断して早くプロの門を叩いたわけですけど、優勝したことによって自身の決断について正直どう思えましたか?
「優勝云々じゃなくて、この1年やってきたことを振り返ってみても、本当によくやったと言いたいです。そういった意味で自分が選んだ道を体現する、頑張ってきたからこその結果だと思います。ルカ(パヴィチェヴィッチ)コーチ、(田中)大貴さんを中心に、ついてきた結果だったと思います」

Q この雰囲気でやれることはなかなかなかったともいますが、最初にフリースローを入れたことでかなり落ち着いたのでは?
「前回の(シーホース)三河戦で最後の重要なところで決めきれたことが、個人的にちょっと気持を強く持っていて、落ちるわけがないという思いで決められたので、すごく乗れました、正直」

Q ちょっとしたことで動じなくなったということですか?
「そうですね。ルカコーチも少しミスしても使ってくれましたし、本当に1年間やってきた賜物だと思います」

Q ルカコーチの下でやってきて、思い出すだけで吐きそうなくらい練習したのはどんなことでしたか?
「5オン0があるんですけど、あれは死ぬほど毎日やるんです。それが地獄でした。同じことを毎回繰り返すので…。でも、基礎に戻るということで、そこが地獄かなと思いました」

Q 才能のある選手がいるけれど、みんなが汗をかくことを厭わないでやったからこその結果ですか?
「そうじゃないですかね。自分の力を過信することなく、ルカコーチの下でひたむきに一生懸命に戦ってきたからこその結果が出たかなと思います」

Q テクニカルファウルは人生で初めてですか?
「そうかもしれないですね(苦笑)」

Q でも、あれからいい意味でモチベーションが上がり、よりやってやるぞという風に見えたのですが、自身はどんな心境でしたか?
「ちょっとカッとなってしまったんですけど、すぐ冷静に切り替えられたので、逆にある意味燃えたというか、冷静にものを見られるようになったかなと感じました」

Q チームとしてのディフェンスも、千葉の爆発力を考えると今シーズン最高レベルのパフォーマンスだったのでは?
「そうですね。でも、前半はみんなちょっと硬いところがあって少しやられてしまった部分もありましたけど、千葉相手ということで何回もレビューしましたし、最後に詰めて本当に生きてきたというか、ディフェンスで一つになれたかなと思いました」

Q ハーフコートの展開になれば、うちが有利という感覚は持っていましたか?
「もちろんそうです。信頼できる先輩がいますし、ディフェンスでも自分たちが一番だと思っていますので、そこは本当に心配なくやれました」

Q チームメイトのみんなも言っているように、勝因はいい準備でしたか?
「だれに聞いてもそう言うと思います。本当に優勝するだけの時間を費やしましたし、そういった部分で本当に準備と言えるんじゃないですかね」

Q 馬場選手を含めて途中から出てくる選手の活躍も非常にいい流れを継続することになったと思いますが、ベンチメンバーとしてはどう感じていますか?
「それこそ1年間セカンド・ユニットの大切さを言われてきましたし、常にスタメン5人とマッチアップし、みっちり1週間練習を繰り返してきたので、そこはスタメンと遜色なく、自分たちはやれていると思いますし、それが相手にとって脅威になったと思います」

Q アレックス・カークのパフォーマンスはどうでしたか?
「1年間考えたら大貴さんだと思いますけど、今日に関してはアレックスの活躍、アレックスがいなかったら勝利はなかったと思います」

Q 味方として頼りになるなと感じるところは?
「ボール際の強さもそうですし、こぼさないことが一番です。どんなバスを受けてもちゃんとホールドしますし、ディフェンスもきちんとやりますし、自己中でもないというところで合わせてくれるという意味で、輪になるということは本当にやりやすかったですし、ありがたかったです」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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