人気ランキング
コラム一覧
【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 28】終盤に強豪との対戦が続いたことはCSに向けていい準備となったキングス
B.LEAGUEコラム by 青木 崇佐々宜央を新ヘッドコーチとして迎えた今季の琉球ゴールデンキングスは、シーズン中盤で西地区の首位を独走する展開に持ち込み、4月15日に地区優勝を決めた。その最大要因は、何と言ってもディフェンスだ。ポイントガードの岸本隆一が「僕らはディフェンスを激しくやるコンセプトでやっています」と語るように、平均67.7失点、相手のFG成功率40.3%はいずれもB1で最も少ない数字であり、相手を65点以下に抑えたのが23試合、60点以下も11試合を数える。
琉球は4月以降、川崎ブレイブサンダース、シーホース三河、アルバルク東京、千葉ジェッツというチャンピオンシップ進出チームとの対戦が続いた。最後の千葉戦は、お互いにいろいろな選手を使うテストマッチ的な要素もあって連敗したものの、川崎、三河、東京には1勝1敗。川崎には延長の末に競り勝ち、三河にはアウェイながら後半で主導権を握っての勝利をゲット。どこからでも点が取れる東京を60点に限定させることができたのは、琉球が頂点を狙えるレベルに近づいてきたことを示すものだ。
「しっかりチームルールの中でディフェンスを徹底しているときは、川崎だろうが、千葉だろうが、東京だろうが、できるというところはあった。ただ、(我々は)おもしろいチームで、できているときに120%くらいの力を出している。集中力とエナジー、それを1試合やるとできるじゃないかと…。本当にちょっとでも緩んでしまうと、ディフェンスですぐにズレたら終わってしまうところなので、そういったところでずっと徹底しきれていないことがありながらも、そのレベルともやればできるという収穫、表裏のところでいい面と悪い面があったというところですね。
オフェンスに関しての課題は、チームによって守り方が変わるじゃないですか。そういったときの対応力、特に試合中がそうですけど、真面目な選手が多く臨機応変にできる選手は少ないというのがちょっとある。いろいろなバリエーション、今週もこういった守り方があるという中で、それに対応できるオフェンスは練習ができれば…。オフェンスに関してはそういった課題と反省がありました」
こう語る佐々コーチを筆頭に、チーム全体に決してレギュラーシーズンで成し遂げたことに対する満足感はない。B1の頂点を勝ち取るためにさらなるレベルアップが必要なことは、シーズン最後に4連敗したことで改めて再確認できたと言っていい。それは、佐々コーチが千葉戦後に残した「僕の1年間やってきた全体の底上げがまだまだできなかった」という言葉が象徴している。
とはいえ、琉球がタフなディフェンスを軸に、B1で勝てるチームに成長したことは疑いの余地がない。ホームでの名古屋戦に勝ち、セミファイナルで再び千葉か川崎にチャレンジする機会を得ることは、チームが進化したことを示す絶好のチャンスと言っていいだろう。
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
(03/15) 【高校バスケ強豪校が大学生に挑む!】 バスケットボール スプリングマッチ 2026【限定】
3月15日 午前11:05〜
-
(03/14) 【高校バスケ強豪校が大学生に挑む!】 バスケットボール スプリングマッチ 2026【限定】
3月14日 午後2:25〜
-
【先行】Bリーグ 2025-26 第27節-2 レバンガ北海道 vs. 宇都宮ブレックス(03/29)
3月29日 午後2:00〜
-
【限定】Bリーガー 佐藤凪のナギ・トーク #4 ~バスケ兄弟について~
3月25日 午後12:00〜
-
J SPORTS HOOP!2026 ~新シーズン開幕直前!スプリングマッチ振り返り&注目校特集~ #3
3月30日 午後8:00〜
-
【限定】Bリーガー 佐藤凪のナギ・トーク #5 ~焼肉&BBQ 前篇~
3月29日 午後12:00〜
-
第1試合(03/13) 【高校バスケ強豪校が大学生に挑む!】 バスケットボール スプリングマッチ 2026【限定】
3月13日 午前11:05〜
-
Bリーグ 2025-26 第28節-1 大阪エヴェッサ vs. 長崎ヴェルカ(04/01)
4月1日 午後7:00〜
J SPORTSで
バスケットボールを応援しよう!

