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バスケット ボール コラム 2018年4月16日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 25】ミニインタビュー:大塚裕土(富山グラウジーズ #24)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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ボールのないところで活発に動き、すばやいリリースからのシュートが持ち味の大塚裕土。富山グラウジーズに移籍した今季は、1試合を除いて全試合先発しており、得点源の一人としていい仕事をしている。栃木ブレックスがディフェンス対応で非常に重要視していたくらい、相手からすれば厄介な存在になっている。ボールのないところの局面が非常に激しかった4月15日の試合後、話を聞いた。

Q 宇都直輝が出られない状況で、チームとしてはどんなメンタリティーで試合に臨みましたか? 「昨日ディフェンスが思うようにやられてしまったのが体感的にもあったので、ピックのディフェンスとかオフボールのフレアー・スクリーンからのアクションは、止めづらい動きをしてくるのを昨日やられてしまった。まずはそこを抑えようということと、あとはリバウンドですね。本当にライアン(ロシター)とジェフ(ギブス)が強いので、スモール陣も協力してということで今日はトライしました」

Q 宮永雄太がうまくコントロールして、デクスター・ピットマンのインサイド、あなたのボールのないところの動きからのプレーで、1Qはいいスタートが切れました。 「そうですね。相手がどこから寄ってくるとか、あえて僕と逆サイドでピックを使ってヘルプを寄らせないようにしたあたりはうまく行きました」

Q ただし、2Qと3Qでリバウンドが取れなくなって離されてしまいました。昨日もリバウンドから流れを持って行かれています。栃木の強みが出たというところでしょうか? 「FGを28%に抑えても勝てないというのは、そこにあるのかなと。でも、なんとか耐えて追いつけない点差じゃない感じで4Qに入れましたけど、シュート・アテンプトが0でした。ガードにもう少し使ってほしいと言ってはいたんですけど、上手くボールが回ってこなかったです」

Q 3Qに鵤誠司をフェイクでかわしてから3Pラインの内側に入り、ジャンプシュートを決めたみたいな感じのプレーですか? 「今までも東地区のチームとやるときは、タイトについてくるのをわかっていますけど、それでも起点になってそこからパスでとか、もっといろいろなものを作って行かないと、どうしても勝ち星を取れないと思います」

Q 非常に悔しい結果だと思いますが、宇都に加えて上江田勇樹もいない中でここまでやれたことは、次の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦にどう生かしていきたいですか? 「本当に一番はリバウンドですね。名古屋戦でもジャスティン・バーレルに取られたりしていたので、もう少しスモール陣も自分の仕事プラスアルファのところを意識して、あとはスクリーンのかけ方ですね。自分がディフェンスをしていて、ジェフもライアンもシューターに打たせるためのスクリーンをかけてきていたので、僕らも見習っていかなければならないところだと思います」

Q オフボールでは今までのないくらい激しかったのでは? 「そうですね。本当にいい勉強になりましたし、それでも昨日も今日も勝てるチャンスはあったと思うので、もっといい練習をしてそれぞれがもっと高いバスケットボールIQを持たなければ勝てないと思いました」

Q 来週は中地区2位争いということで生き残りをかけた真の戦いになりますね? 「上も狙える状況でありますけど、同時に下(残留プレーオフ)もあるので、本当にストレスの溜まるシーズン終盤ですけど、全然ダメな状態じゃないので、もっとエナジーを持ってチームで勝っていく。それが僕らの一番強いところだと思うので、内容はどうあれ、勝ちたいのが今ある一番の気持ちです。それを全面に出して戦っていきたいです」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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