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バスケット ボール コラム 2018年4月9日

【2017-18 B.LEAGUE NOTEBOOK 24】ミニインタビュー:ディジョン・トンプソン(レバンガ北海道 #12)

B.LEAGUEコラム by 青木 崇
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2月下旬にレバンガ北海道と契約し、3月5日の西宮ストークス戦でBリーグデビューを果たしたディジョン・トンプソン。NCAAの名門UCLA出身、NBAでもプレーした実績のあるフォワードは、経験豊富なベテランとして、厳しい局面でもチームに落ち着きをもたらす存在になっている。4月8日の栃木ブレックス戦、残り31秒でビッグショットを決めて勝利に導いたシーンは、正にその象徴と言えるものだった。

Q 5点差に広げたジャンプシュートは、みずから考えてオフェンスを遂行したとコーチが言っていました。その時の状況を説明してもらえますか? 「あのポゼッションでセットプレーを用意していたけど、相手のディフェンス対応をみて遂行する時間が足らないと感じた。ボールを保持してショットクロックを見た際、自分がプレーを決めなければと思ったからシュートを打った」

Q 自身がチームに落ち着きをもたらすというものは、どこから来ているのですか? 「自分のバスケットボールキャリアを通して、試合の読みとか、何をしなければならないかということの理解は元々持っている。昨日の試合を見直す時間があったけど、今日も似たような展開だったと実感した。今日は我々がリードしていたから、勝ちたいという気持が私の中で強くあった。自分の経験や読みを生かしながら周りを落ち着かせようという思いでプレーし、勝利に導こうとしていた」

Q チームに合流して約7?8週間、チームにフィットしていることやチームメイトの特徴を理解しているという感触はありますか? 「正直に言わせてもらえば、常に言っていることだけど、一つ一つの試合は違ったものになる。プレーを忘れたりするなど、自分にとっては難しい状況にあるというのは、違った2つのポジションを今学んでいるからだ。でも、自分のバスケットボール知識でなんとか対応し、正しい判断ができると思っている」

Q チームにフィットしているように見えますけど、それは経験が生かされているということですか? 「北海道でプレーできる機会があることを幸運に思っている。私のプレースタイルは常にチームを優先するものであり、このチームはわがままなところがなく、私のプレーと経験を生かすことを受け入れてくれている。それができることにはハッピーだ」

Q 昨日の試合と違い、冷静さを最後まで失うことなく、最後までハードにプレーしていたことがすごく重要だったのでは? 「我々はまちがいなく昨日のミスから学んだ。よりハードにプレーし、フロアにダイブするなど多くのフィフティー・フィフティーボール(ルースボール)争いで勝った。みんなに勝ちたいという強い意志を伝えたよ。残り2分のところで、“この試合は絶対に勝つぞ!”とね。今日は昨日に比べて賢くプレーできたから、チームを誇りに思う」

Q 残りは9試合。目の前の戦いで生き残り、次に進んで行くしかないという状況ですか? 「その通りだ。我々はチームとして、残り試合で簡単なものが一つもないことを理解しなければならない。どのゲームもこれが最後という気持で戦うことだ。今日それができることを証明した。ほとんどの試合で勝てる力があることも、今日証明したと思う」

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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