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野球 コラム 2025年6月9日

【ハイライト動画あり】北海学園大学、上武大学を破り46年ぶりの勝利。全日本大学野球選手権 1回戦

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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上武大学 vs. 北海学園大学

6月9日(月)の大会初日、神宮球場での第2試合では、2年連続20回目の出場となる上武大学(関甲新学生野球連盟)と、4年ぶり21回目の出場となる北海学園大学(札幌学生野球連盟)が対戦。

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昨年、ベスト8で涙を飲んだ上武大は、左腕の井出海翔を先発マウンドに送ると、井出は四球や短打で走者を出すも、自らの好守で立ち上がりを無失点とする。

すると、上武大はその裏、北海学園大先発の工藤泰己に対し、四球、盗塁、犠飛、死球、盗塁とノーヒットで一死2・3塁と先制のチャンスを作り出すと、二死となった後、工藤の暴投で三塁走者の菰田朝陽が俊足を飛ばして本塁に生還し、試合を動かす。

しかし、北海学園大は2回、一死走者なしで6番・井樫太希が左翼スタンドへ同点のソロ弾を放ち、試合を振り出しに戻した。

同点に追いつかれた上武大は直後の2回裏、四球、安打、そして犠打で一死2・3塁のチャンスを作ると、9番・河田盛児のセンターへの犠飛で勝ち越しに成功する。さらに上武大は相手の失策により、二死2・3塁とすると、2番・鈴木一毅に適時打が出て、リードを2点に広げる。

これに対し北海学園大は3回、一死から失策と安打で一死1・3塁とすると、3番・常谷拓輝の犠飛で1点を返す。だが4回裏、上武大はこの回先頭の7番・岡村シルバー魁人が左翼スタンドへソロ本塁打を放ち、4-2で再びリードを2点差にする。

打線の援護を受けながら投げる上武大の井出は、5回にこの試合初めて相手打線を三者凡退に打ち取ると、6回からは三村晃次郎へと継投する。だが、北海学園大は一死1塁から代打の柏原翔太が、右翼ポール際へ2ラン本塁打を放ち、4-4と同点に追いつくことに成功する。

第74回 全日本大学野球選手権大会

【ハイライト動画】1回戦 上武大学 vs. 北海学園大学

終盤に入り、上武大は7回裏、北海学園大は8回表の攻撃でそれぞれ満塁のチャンスを活かせず、試合は4-4のまま9回へ。

すると、北海学園大はこの回先頭の8番・火ノ川優作が内野安打で出塁し、犠打で一死2塁としたところで、相手が内野ゴロの処理を誤るなか、火ノ川が一気に本塁へ生還し、ついにこの試合で初めてリードすることに成功する。

結局、北海学園大はこの虎の子の1点を、3番手の高谷舟が守り切って上武大を下し、大学選手権では46年ぶりとなる勝利で2回戦進出を果たした。

◆試合結果
北海学園|0 1 1 0 0 2 0 0 1|5
上武大学|1 2 0 1 0 0 0 0 0|4

◆投手
・北海学園:工藤泰己、木村駿太、◯高谷 舟
・上武大学:井出海翔、三村晃次郎、山形一心、●高山侑大

第74回 全日本大学野球選手権大会

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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