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野球 コラム 2025年4月26日

千賀滉大、現地メディアがゴーストフォークを詳しく分析

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

現地メディアをして「ビデオゲームの領域」と称された千賀滉大による連続無失点イニングが遂に途切れた。

メッツの日本人右腕は現地4月25日(日本時間26日)、敵地『ナショナルズ・パーク』でのナショナルズ戦に先発登板すると、2回に久方ぶりの失点を喫するも、最終的には6回96球を投げ、6安打2失点、5奪三振2四球と、クオリティ・スタートを達成する好投を見せた。千賀に勝敗はつかず、試合はメッツが4-5でサヨナラ負けを喫した。

◆試合結果

メ ッ ツ |0 0 0 0 0 0 0 4 0 |4
ナショナルズ|0 1 1 0 0 0 1 0 2X|5

『スポーツイラストレイド誌』電子版は、同日付で試合前に「MLBのアナリストがコウダイ・センガの『打てない』球種を分析」と題した記事を掲載。

その冒頭で、「コウダイ・センガはメッツ最高の投手であり、メジャーリーグにおいて防御率でトップに立っている。彼はその素晴らしいスタートにより、MLBで最高成績となる18勝7敗をマークしているメッツに貢献してきた」と前置きした。

そして、「MLBネットワークの最近の番組にて、マーク・デローサはニューヨーク・メッツの先発ローテーションの成功について論じ、特に、『野球界で最も打てない球種』を含むセンガの持ち球について詳述した」と続けた上で、同番組でのデローサ氏のよる、「センガは打てない球種を持っている」「打者はなすすべがない」とのコメントを伝えた。

さらに記事では、同番組内で紹介したYouTubeチャンネルの動画にて、アスレチックスのブレント・ルッカーが千賀のゴーストフォークについて語った、「53フィート(16.15m)までは速球のように見えるのだけど、最後の7フィート(2.13m)で、地面へ急激に落下するんだ」との印象を引用。

続けて、「センガは26.7%の確率でフォークボールを投げているが、これは彼が34.5%の確率で投げているフォーシームに次いで、2番目に多く使われている球種となっている」とした。

その上で、「ルッカーが説明したように、センガは『ゴーストフォーク』を速球と全く同じように見えるようにお膳立てしている。打者が2ストライクから、このエグい変化球が来ると予測すると、センガは低めの速球を投げ、ゾーンの外に沈む球種を予想していた打者を金縛りにする」。

「これが打者に対応不可能なジレンマを突きつけ、打者は『(千賀に)見逃しの速球をくれてやる』か、『思わず釣られてスプリットに手を出す』かの何れかを選ばなければならないのである」と伝えている。

J SPORTS編集部

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