【楽天好き】小深田大翔、セカンドのレギュラーで盗塁王を目指す

小深田大翔（東北楽天ゴールデンイーグルス）

昨季はキャリアハイの134試合に出場し、リーグ最多の36盗塁（ソフトバンクの周東佑京と同数）で盗塁王に輝いた「コブちゃん」こと、東北楽天ゴールデンイーグルスの小深田大翔。

チーム野手最小の身長168cmながら、昨季は内外野のユーティリティで守備でもチームに貢献。走攻守でチームの主力となったが、今も変わらぬひたむきさと控えめな人間性で、チームメイトからの信頼はもとより、ファンからの支持も厚い。

J SPORTSの中継でも「コブちゃん」が登場すると、SNSに熱いファンからの声が届く。ということで、キャンプ2日目に登場いただいたインタビューをご紹介。この日の現地レポーターは中田光浩アナウンサー、スタジオからの解説は高橋雅裕さんでお送りしました。

中田光浩アナのインタビューを受ける小深田大翔

――　小深田選手に来ていただきました。昨日、キャンプ初日を終えたばかりですが、ご自身としてはいかがでしたか？

「すごく温かい天気に恵まれて、いい動きができました」

――　昨年は内外野と本当にいろいろなポジションを守りました。今年、ご自身の中ではどう考えてらっしゃいますか？　

「セカンドを守りたいという気持ちもありますし、あとはチームの状況に応じてしっかり対応するのも、頭に入れながらやっていきたいと思っています」

――　ということは、このキャンプにもいろいろなグローブを持ってきているのですか？

「いや、内野手のグローブだけです」

――　そこで勝負していきたいということですか？

「そうですね」

――　髪の毛もさっぱりしてキャンプインしました。いつ髪を切られたのですか？

「1月末です」

――　いつものところですね？

「はい、いつものところです（ご実家。父が理容店を営む）。いつも通りにお願いしました」

――　昨年は盗塁王に輝きました。今年の盗塁および走塁へのこだわりを聞かせてください。

「今年も盗塁王を目標にしていくつもりです。あとは、何よりも盗塁成功率も、高めていけるようにしたいと思っています」

――　ご自分のなかで、具体的な盗塁の目標数は掲げていますか？

「40個を目標に去年もやっていたので。今年もそこを目標にします」

――　昨年はいろいろな打順で打ちました。この打順で打ちたいというものはありますか？

「打ちたい打順は特にないですが、それぞれの打順で役割が決まってくるので、求められた自分の役割をしっかりできるように、という思いです」

――　キャンプも始まったばかりですが、18日までの金武町でのキャンプ。どんなキャンプにしていきたいですか？

「まずは、ケガなくやること。あとは実戦も早くに入ってくるので、しっかりアピールできるようにしていきたいです」

――　スタジオに高橋雅裕さんがいらっしゃいます。マサさん、どうぞ。

高橋さん：小深田選手、今シーズン初めましてですね。今年もよろしくお願いします。昨年はショートでかなりこだわっていたかと思います。今年は内野のグラブしか持ってきていないということですが、セカンドのレギュラーを、ということですか？

「そうですね、セカンドのレギュラーという思いはあります」

高橋さん：ショートからセカンドという難しさはあると思いますが、セカンドは社会人時代に経験されてますよね？

「はい、経験してます」

高橋さん：であれば、心配ないです。ぜひ、キャンプで細かいチェックをして、全ての試合でセカンドで活躍する姿を見せてください。期待しています。

「はい、頑張ります。ありがとうございます」

――　最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。2024年は、どんなシーズンにしていきたいですか？

「新しく今江監督になったので、今年は今江監督を胴上げできるように頑張ります。今シーズンも皆さん、たくさんのご声援をお願いします！」

文：松山ようこ