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野球 コラム 2021年9月23日

大谷翔平、日本時間27日(月)のマリナーズ戦で2桁勝利に再挑戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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マリナーズ戦で先発予定

大谷翔平が、このところペンディング状態になっていたベーブ・ルース以来となる103年振りの「2桁勝利&2桁本塁打」達成を懸け、現地9月26日(日本時間27日月曜)に本拠地エンジェルスタジアムで開催されるマリナーズ戦に先発登板することが明らかになった。

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、現地22日付で投稿した速報記事の冒頭で、「二刀流センセーションのショウヘイ・オオタニは、少なくともあと1回は先発登板することになった」とした。

そして、「アメリカン・リーグMVPの最有力候補と目されるオオタニは、日曜のエンジェルスタジアムでのマリナーズ戦で、今年23度目の先発登板を果たすこととなり、さらに彼は10月3日にシアトルで行われるシーズン最終戦でも先発する可能性がある」と伝えた。

記事によると、今回の決定についてジョー・マドン監督は、「彼は日曜へ向け良い感じだと言っていたので、土曜は誰が穴を埋めることになる。我々は引き続き彼を慣れ親しんだ道で行かせるし、それを良く思っている」と述べたとのこと。

ボリンガー記者は今季の二刀流スターについて、「火曜に今季45号ホーマーを打ったオオタニは、今季123回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.28、146奪三振としている」と振り返った。

その上で、「彼にはマウンド上で10勝、150奪三振に達するチャンスがあり、僅かながら50本塁打、25盗塁の可能性も残されている」と、シーズン最終盤の展望についてまとめた。

なお、大谷は今季シアトル戦で既に勝利を挙げており、本拠地では12試合に先発し、71回1/3を投げ、6勝無敗、防御率2.02、83奪三振としているだけに「10勝、150奪三振」は十分に現実的な数字と言えそうだ。

しかし、50本塁打については、現在のペースを鑑みると希望観測的な目標と言うべきであろうが、記事によると、マドン監督は大谷の今季残りについて、「彼が行けると感じれば、彼はプレーする。我々が彼を制限することはないし、怪我を恐れてはいない」。

「それに来季を見据えなければならない。彼が今年、もっと成功裏に力強くプレーすればするほど、来季に役立つことになる」と、毎試合起用する旨を述べている。シーズン前半の驚異的な量産ペースが厳然たる事実としてあるだけに、非現実的な数字というわけでもないのかもしれない。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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