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野球 コラム 2021年6月9日

【ハイライト動画あり】國學院大にあふれる底力 國學院大學 vs. 富士大学 全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 岩瀬 孝文
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山本ダンテ武蔵(國學院大)

山本ダンテ武蔵(國學院大)

満を持してのシード校、國學院大(東都)の初戦登場だった。
それも戦国東都を制して挑む初めての全日本大学選手権だ。
前回のリーグ優勝時には秋の全国大会で初戦敗退の憂き目を味わっていた。
それだけにこの春の全日本大学選手権は、なんとしても國學院大と東都リーグの意地を見せなければならなかった。

先発の池内投手(國學院大)

先発の池内投手(國學院大)

相手は前日の東京ドームで逆転勝利して勢いの波に乗る雪国の強豪富士大(北東北)。
開始早々から國學院大の148kmエース右腕、長身をダイナミックに使う池内投手(津商)と、富士大の金村投手(岡山学芸館)との緊迫した投手戦となった。

ライトへランニング本塁打を放った麦谷(富士大)

ライトへランニング本塁打を放った麦谷(富士大)

先制したのは富士大。
4回裏に1年生の麦谷外野手(大崎中央)のランニング本塁打で2得点、好投を続ける金村投手はさらに気持ちよく146kmの速球を投げ込み8個の三振を記録した。

強打の山本ダンテ武蔵(國學院大)

強打の山本ダンテ武蔵(國學院大)

「最初から後半勝負とみていました。それに勝ちムードにする状況を作ってくれる打者がダンテなのです。これからも一戦一戦を大事にしながら闘っていきます」
先に2点を取られても國學院大のベンチに動揺はなく、じっくりと落ち着いて攻めていきさえすれば終盤に逆転できるとの考えがあった鳥山監督。

その監督の思いを乗せて、ついに6回表には3番指名打者で主砲の山本ダンテ武蔵(大阪桐蔭)が左中間にソロホームランを放つ。
これで一気に流れは國學院大へと移った。
さらに続く7回には伊東(大阪桐蔭)の3塁打に、青木外野手(國學院栃木)と川村外野手(日本文理)のタイムリーヒット、そしてだ、やはり勇躍する山本ダンテが三遊間を綺麗に抜き、合計で3点を奪取。
「このソロホームランは、リードされていて、その流れを変える打撃をと、自分の一振りに気持ちを込めました。そのまま次の打席でもしっかりと振り抜くことができてタイムリー、これでイケるぞと、思いました」
彼はランナーに出てからも4番瀬戸(鳥取城北)へ向かって一塁ベース上から『大きいのはいらないから、たたいていこう!』と幾度も声をかけていた。
本塁打や長打よりもシュアな打球でヒットを狙っていけばいいと。そういう積極的な姿勢がチームに勝利を呼び込んだのである。

楠茂投手(國學院大)

楠茂投手(國學院大)

その6回裏からはリーグ戦で活躍していた左腕楠茂投手(旭川大高)が、持ち前の緩急をつけた投球で富士大の打線を翻弄していく。 こうなると、常日頃からハイレベルな戦国東都で揉まれた厚みのある野球、1点の重みを知る野球で、ぐいぐいと突き進む。

全日本大学野球選手権2021

【ハイライト】國學院大學 vs. 富士大学

國學院大にとっては全国大会でうれしい初勝利だ。
『東都代表は簡単に負けてはならない』
ともすればそのような緊迫感に満ちた雰囲気に包まれる中、堂々とした粘りある野球を大舞台で披露してくれた國學院大。
準々決勝第4試合の相手は強打が武器の福岡大(九州六)に決まった。

文・写真/岩瀬孝文

岩瀬 孝文

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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