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野球 コラム 2021年5月24日

ダルビッシュ有、7回1失点で5勝目。防御率は1.75に

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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4勝目を挙げたダルビッシュ有

パドレスのダルビッシュ有は現地5月23日(日本時間24日)、本拠地ペトコパークでのマリナーズ戦に先発登板し、7回7安打1失点5奪三振の好投で今季5勝目を挙げた。パドレスはフェルナンド・タティスJr.による2ホーマーなどで9−2と快勝し、ナショナル・リーグ西地区首位を堅持した。

現地局『CBSスポーツ』は、同日付で電子版に「パドレスのユウ・ダルビッシュが7回にわたりシアトルを阻む」と題した記事を掲載し、その冒頭で「ユウ・ダルビッシュ(5勝2敗)は日曜にシアトルを打ち負かし、9-2で勝利した試合で7回を投げ、7安打1失点5奪三振とした」と右腕の好投を伝えた。

さらに記事では、今季パドレスのエースとして、盤石の安定感を見せる右腕について、「彼は開幕戦以降、極めて支配的であり続けており、これまで先発登板した8試合で2失点以上喫しておらず、防御率は1.75と燦然と輝いている」と伝えている。

一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は同日付で投稿した試合のラップアップ記事の中で、この日、キャリア2本目のグランドスラムを放つなど、打席で輝きを放ったタティスJr.を大々的にフィーチャーするも、しっかりと役目を果たしたエースについて紙面(画面?)を割くことも忘れなかった。

カッサベル記者はダルビッシュについて、「マウンド上では、ユウ・ダルビッシュはいつも通り支配的な彼だった」とした上で、「彼は7回1失点で防御率を1.75に下げており、これでパドレスは今季彼が先発登板した10試合中9試合で勝利している」と、ダルビッシュ登板試合でのチームの勝率の高さについて報じた。

これで、今季ナ・リーグ西地区は、シーズン開幕前からの予想通り、パドレスとドジャースが頂点を争う展開となり、そこへ序盤に地区首位を快走したジャイアンツが絡む図式となったわけだが、『MLB.com』は遂にエースが面目躍如のパフォーマンスを見せ続け、若き主砲が好調の波に乗ったパドレスを、パワーランキングの首位にランク付けした。

現地23日付で同サイトに掲載された最新のパワーランキングでは、パドレスがレッドソックス、ホワイトソックス、そしてドジャースを抑え、堂々の首位に浮上。今季MLB最速の30勝到達チームとなったパドレスについて、記事では「本拠地9連戦を全勝としたパドレスはこのランキングの首位に値する」と評価している。

J SPORTS編集部

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