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メジャートップの13号を放った大谷
エンジェルスの大谷翔平は現地5月17日(日本時間18日)、本拠地でのインディアンス戦に2番・指名打者で先発出場すると、2回の第2打席で、メジャー単独首位に躍り出る今季13号3ランを放ってチームの勝利に貢献した。
『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、二刀流スターが高めのボール球を豪快にスタンドまで運んだことから、同日付で投稿した記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニが高めを仕留めた」とした。
そして、「毎試合、新たな方法で魅了する方法を見つけたと思われるエンジェルスの天才は、メジャートップの13号ホームランを放ってエンジェルスによる、7-4の勝利を助けた」とした。
その上で、「今回の3ラン弾は高さ4.19フィート(約1.28メートル)の投球を弾き返したものであり、オオタニは楽々と右翼スタンドまで、飛距離431フィート(約131.4メートル)の打球を運んだ」と、この日の本塁打について振り返った。
記事によると、大谷の13号は今季MLBで2番目に高い投球から放たれた本塁打であり(今季1位はツインズのウィリアンス・アストゥディーヨで、高さ4.24フィートの投球を柵越えしている)、2008年以降、エンジェルスでは最も高めの投球を打ち返した本塁打だったとのこと。
現地実況は、大谷が高めのボールを打ち返した瞬間、余りに人間離れした所業を目の当たりにし、「なんてこった!なんてこった!」と連呼した上で、「彼にできないことはあるのか?」とシャウトした。
同様にエンジェルスを率いるジョー・マドン監督も大谷の本塁打に魅了された模様で、ボリンガー記者の記事によると、試合後「ショウヘイのホームランは間違いなく最大の衝撃だった」。
「あれは高めの速球だったんだ。ヘンゲスはかなり良い肩をしているし、あれは94(マイル)かそこらだったんだ。彼はかなり賢いね。もしかしたら、彼はあそこで高めの速球を待っていたのかもしれない。我々にとって、彼の今やっていることで驚きはない」と述べたとのこと。
また、この試合で先発登板したチームメイトのパトリック・サンドバルは、「現実離れしている。それ以外、なんて言って良いのか分からない。彼はボールをかっ飛ばし、ボールをぶん投げている」。
「彼がどれだけ、イカれたことをしているのか、人々は把握できていないんじゃないかな。これは信じ難いことだよ」と、畏敬の念とも言うべきコメントを述べたとのこと。
今季の“ショウタイム”は留まるところを知らないようだ。
J SPORTS 編集部
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