人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
登板後、取材に応じる鈴木博志
去年9月、鈴木博志はフルモデルチェンジをした。
2軍でくすぶっていた鈴木は夏のある日、シート打撃投手として1軍練習に呼ばれた。投げ終わった後、与田監督からある提案を受けた。「腕を下げてみたらどうだ?」。
投手にとってフォームチェンジは当たり前だが、腕の角度を下げるのは大幅な変更だ。鈴木博志のピッチングフォームは上から投げ下ろすが、フィールディングや練習中はサイドから投げる事が多い。その方がピッチングも自然だと指揮官は感じた。
鈴木は「社会人くらいからフィールディングは、気づけば横から投げる事が多くて。投球は上から意識して投げおろしていました。」と話す。
その大胆な変更に鈴木博志自身、迷いはなかったのだろうか。
「何かを変えないとと思っていたんです。今の自分に疑問を感じていたというか、それがフォームかどうかは分かりませんが、ストレートも143キロとかになってて。ちょうどそのタイミングで提案してもらったので、やってみようと思いました」。
早速、翌日からフォーム改造に着手した。大半の心配は、持ち味の球威が落ちる事だった。これが予想以上にしっくり来た。140キロ台のストレートは翌日152キロを計測した。
鈴木は「なんでも最初ってうまくいくんですが、その後ですよね。問題が次から次へと、って感じになって。気づけば腕がどんどん上がっていって、身体が慣れている形に戻ろうとしてしまうんです」。
「リリースポイントもバラバラ。引っかけて、抜けて、を繰り返していました。でも、不思議と腕の位置を戻そうとは思いませんでしたね」と話す。
根気よく新フォームに取り組み、およそ3週間でサイド気味に投げる形が板についてきた。
「何度も何度も、繰り返しシャドーして、同じ角度で違和感なく腕を振るように身体に覚えさせました。映像を見てシャドーして、地味な作業をひたすら繰り返しました」。
「結果、3週間くらいで安定してきたんです。今では逆に上から投げろって言われてもできないですね。それくらいしっくり来ています」。
J SPORTS 野球好きTwitterをフォローして野球の最新情報をチェック!
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
11月27日 午後7:00〜
-
祝!パ・リーグ3連覇!オリックス・バファローズ優勝特番2023
9月20日 午後9:30〜
-
11月28日 午後12:25〜
-
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023 チャイニーズ・タイペイ vs. 日本
12月1日 午後6:00〜
-
【限定】カープ道 2023 鯉党がアツく語る!新井カーププレイバック 後半戦(広島ホームテレビ2023年11月15日放送分)
11月22日 午後10:00〜
-
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023 日本 vs. 韓国
12月2日 午後6:00〜
-
11月28日 午後4:15〜
-
ガンバレ日本プロ野球!? リターンズ23/24 【松田宣浩編】#1
11月28日 午後7:30〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!